いつになったら克服できるか〜方向音痴の研究

程度がどれくらいかはわかりませんが、自分は方向音痴です。

このタイトルだけ見ると、人はなぜ方向音痴になるかが詳細に書かれ、それを克服する方法が満載という感じがしますが、具体的な話は最終章にしか出てきません。肩すかしをくらうかもしれません。
この本は方向音痴の原因究明とか根本的な改善には多分役立たない、けれど科学読み物としては面白い。
もともとはTBSラジオ「サイエンス・サイトーク」で1999年12月〜2000年1月頃に放送された内容を再構成した本書。「地図」が全体を通してのキーワードになっています。視覚障害者、人間以外の動物などの話も含めて、いかに地図を作っていくか、利用しているか、が非常に興味深い。カーナビ開発などの話は放送当時のものですが、それでも十分面白かったです。
特に面白かったのが、ゼンリンのデジタル地図の話。
1件1件の家まで書かれた住宅地図は日本独自のものであること、地図のデジタル化は、紙の住宅地図があったからこそなしえたこと。現在地図サービスを提供している会社で、全くの新規参入組がない理由がわかりました。
最終章に方向音痴を診断するテストが載っているのですが、やったら成績は悪そうだorz

 

昔は初めての場所にたどり着くまで、かなりの確率で迷ってました。方向音痴な上に、初めての場所に行くのに地図なしという自殺行為ばかりしていました。そんなんだから曲がるべきところを逆に行って、道に迷って約束の時間に遅れたりしたのです。自分が悪いんです、はい。
どこかに行くときに地図を持つようになったのは、デジタル地図が発達して、自分が欲しい場所の地図が手軽に入手できるようになってからです。地図とその場所を細かく見比べながら歩くようになって、だいぶ迷うことは少なくなりました。しかし運転しないので道には詳しくないし、ショッピングセンターの駐車場ではよく迷います。例えば職場の人が家まで車で送ってくれたときに、自宅までの案内はできるけど、最短コースあるいは車で走りやすい道順はなかなか説明できないのです。
iPhoneの地図は手放せません。スマートフォンを買おうかどうか迷っている人には、まず地図の利点を伝えます。こういう人は多いのではないでしょうか。
1度行ったところには、次回からはほとんど行ける。3回行けば迷わない、と思います。
方向感覚は悪い、その場で東西南北がわからない。「あっちにある○○」といって指さした方向が、○○から外れていた、ということはよくある。そして方向感覚のいい人から笑われるorz

 

かなり昔の話ですが、外出中に友人から「どこにいる?」と携帯に連絡があったとき、「新宿のマクドナルド」と答え、「どこよそれ」とキレられたことがります。新宿の「どの辺にある」マクドナルドか、というのがうまく説明できなかっただけなのに。今思うと「○○のそばのマクドナルド」って言えばよかったんだなorz

この本に方向音痴を直す決定的方法は載っていませんが、「(道を進みながら) ときどき後ろを振り返ってみる」というのは役に立ちそう。

自分が道に迷う主たる原因は、ぼけっと歩いているからな気がする。なので知人が近くにいても気がつかないことがよくある。単に誰か認識できてないだけです、無視してるんじゃないんです、ごめんなさい。

自分の方向音痴話ばかりになってしまいました

 

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日垣 隆
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