人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
「イノセンス」荒巻大輔のセリフ
この言葉には、映画「イノセンス」で出会いました。出展はロマン=ロラン「ジャン・クリストフ (未読)」。
特に後半の「肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。」が引っかかり、ずっと残っています。
望んだり生きたりすることは、なにも大仰に考えることはない。本当にささいなことでもいいから、「望むこと」「生きること」をやめずにいること。幸不幸を考えるよりそのことが重要なのかもしれない。
望むことが「週末にケーキ買って食べよう」だったり、生きることが「明日の朝もとりあえず起きよう」「自分は生きていたいから生きているんだ」だったり、そのレベルでもいいと思うのです。
落ち込んだりしてぐずぐずになったときに、とりあえず顔を上げて動き出すきっかけになる言葉です。
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“人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。” への0件のフィードバック