月: 2014年8月
[share] 日光100年洋食の旅
「日本最古のリゾートホテル」と言われる、日光金谷ホテル。
金谷ホテル KANAYA HOTEL | 日光金谷ホテル NIKKO KANAYA HOTEL
開業当時は最先端を行くホテルでもありました。栃木県内で最初に電話を引いたのが、ここだとか。「電話番号1番」は、今に至るまで続いています。手元にある雑誌「東京人 1999年6月号」のNTTドコモの広告に書かれている話です。
ここに行ったことはありませんが、ベーカリーのパンやお菓子は食べたことがあります。どちらもしみじみとおいしい。
レストランの料理も、これまで多くの人を魅了してきました。料理と訪れた人の間に、どんなドラマがあったのでしょう。
日光は修学旅行で行ったきりです。いつか改めて日光に、そして金谷ホテルに行ってみたいものです。
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[share] 「キモさ」の解剖室
面と向かって「キモい」と言われたことは、幸いにしてありません。
しかし陰で言われているとか、誰かにそう思われている可能性はありますね (くわばらくわばら)。
「キモい」って言われたらかなりショックだろうと思います。問答無用で突き落とされる、あるいは目の前でシャッターが下ろされる感じがするかもしれません。破壊力のある一言ですね。
しかし、似たような言葉は他にもあるのに、なぜ「キモい」なんでしょうか。この本を読むことで、その謎が解けるでしょうか。気になります。
イースト・プレス
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[share] 一文物語集
究極のショートショートでも言うべき、たった一文の物語。
物語に限らず、言葉をどう使うかは非常に難しい。長くするか短くするか、何を語って何を語らないか。一文の物語は「語らないことで世界を示す」方法なのかも。
一文だからこそ、その後ろにある世界は非常に深いのかもしれません。その分受け手の想像力が試されそうです。
読むだけなら、それほど時間はかからないかもしれないけど、物語を味わうためには、他の本以上にじっくり向き合うべきでしょうね。
ほぼ日手帳 ”avec ” がものすごく気になる
まだまだ暑い日が続くのに、来週あたりから2015年の手帳が発売されるのですね。嬉しくもなく悲しくもなく、ただ「ああ、もうすぐ秋なんだな」と気がつきました。
なんだかんだ言って、今まで一番多く使っているのがほぼ日手帳。すでに来年のラインナップが出そろってます。
今回ものすごく気になったのが、分冊版の「avec」です。
ほぼ日手帳で少し気になるのが、鞄に入れて歩くにはちょっと厚い、という点です。わたしはかさばる荷物が多い (カーディガンとか本とか弁当とか) ので、薄くできるものは極力薄くしたいのです。
通常版のカバーが使えるのもポイント高いですね。ちょっとゆるめな感じにはなるでしょうが。
「avec」はネットショップ限定発売ですが、サンプルがロフト店頭にあるようなので、一度見に行ってみようと思います。
それともう一つ。WEEKSに松本大洋カバーのものがあります。かなり惹かれましたが、買ってももったいなくて使えなさそう。
松本大洋 ボールのようなことば。 – 商品・価格ラインナップ(ほぼ日手帳) – ほぼ日手帳 2015
来年の手帳をどうするかはなーんにも考えてませんでしたが、そろそろ考え出さないと。
「NIPPONパノラマ大紀行〜吉田初三郎のえがいた大正・昭和〜」見てきました
名古屋市博物館で開催中の「NIPPONパノラマ大紀行〜吉田初三郎のえがいた大正・昭和〜」を見てきました。
NIPPONパノラマ大紀行 吉田初三郎の描いた大正・昭和|名古屋市博物館
吉田初三郎を知ったきっかけは、今年3月4日のGoogleロゴです。この日は彼の130回目の誕生日でした。これで鳥瞰図専門の絵師の存在を知り、興味を持ちました。
展覧会では、日本各地の鳥瞰図ほか、昔の観光ポスターなども展示されていました。
それらを見ることで、観光の歴史をたどることもできます。
鳥瞰図は、かなりデフォルメされ、なおかつ非常に細密に描かれています。そのおかげでそこがどんな場所か、よく分かる。
そこにあるものだけが描かれているのでもありません。例えば神戸市交通名所図絵には、神戸から見えるはずのない富士山や東京、西は下関とか釜山の位置まで描きこまれていました。
鳥瞰図の依頼主は役場だったり、観光地の有名旅館だったり。
関東大震災や広島の原爆の被害図もありました。
鳥瞰図は大部分がガイドブックなので、大きなものではありません。そのため展示ケースの奥にあるものが、ちょっと見にくかったのは残念。可能なら、実際に手にとって間近で見たかった。
展示室内に、鉄道関係の書籍の販売コーナーがあったのですが、その中で「空から日本を見てみよう」のDVDが販売されていました。確かに現代の鳥瞰図、土地のガイドはこの番組かも。
図録は製本されたものと電子版がありました。電子版の図録は初めて見ました。今回は細密な絵が多いので、拡大してみられる電子版の方が適しているかもしれませんね。
かなり長時間、鳥瞰図に見入ってしまいました。なんだかワクワクする、実際にそこに行ってみたくなる展示でした。
海鳥社
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[share] ゆるパイ図鑑 愛すべきご当地パイたち
お盆休みが終わり、職場で色々とおみやげが配られました。その8割方がパイだったのです。定番うなぎパイだけでなく、北海道旅行のおみやげ、どこかの牧場で売っているものなどなど。
「パイばっかりだね」「ほとんどの人が食べられるからパイが多いのかな」等と話題になりました。
その直後にこの本を見つけました。おみやげの定番と言えばクッキー類というイメージがありましたが、今やかなりのご当地パイがあるのですね。それらを写真付で見られるとは楽しそう。これだけでちょっとした旅行気分が味わえそうです。
[share] 世界で一番美しい猫の図鑑
表紙に見とれてしまいます。本当に美猫です。実家のデブ猫ではこうはならない。かわいいんですけどね。
偏見かもしれませんが、犬だとこうもストレートに美しい写真にはなりにくい気がします。目の違い、身体のしなやかさの違い、性格の違い…。個人的には、犬と猫ではやはり目が最大の違いのように感じます。
この写真集は、ただ美しい写真を集めただけでなく、猫の歴史などの読み物も充実しているようです。
見ても読んでも、両面から猫を堪能できる写真集。値段は立派ですが、非常に気になります。
[share] 人生の悩みはお風呂で消える
お風呂は大事です。心身ともに緩める時間だから。
お風呂とシャワーだと、わたしの場合寝付きに明らかに差が出ます。疲れのとれ方も違う。なので夏でも基本は毎日お風呂です。
昔SEだった時は、お風呂につからないと眠れませんでした。シャワーだとだめでしたね。徹夜仕事の時も、朝になったら「10時までに戻ってきます」と言って帰宅し (フレックスのコアタイムが10時からだった)、例え寝る時間はなくてもお風呂は欠かしませんでした。会社から結構近い所に住んでいたからできたことですが。
この本のタイトルはちょっと大げさかな、と思いますが、一体どんな活用術が出てくるのか、気になります。
KADOKAWA/角川学芸出版
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[share] ありのままの自分で人生を変える 挫折を生かす心理学
日々生活していく中で、ありのままの自分で居続けるのは結構難しいのではないかと思います。かといって、自分ではないものになろうとするのは、それ以上にしんどいことです。
この本は、サブタイトルにある「挫折を生かす」が気になりました。確かに自分が苦しくないようにするためには、ネガティブにとらえられがちな面に目を向ける必要があるかもしれません。
ネガティブを受け入れることで、結果的にポジティブになれることってあるでしょうからね。
自分は自分以外のものにはなれない、自分を受け入れないと、結局前に進めない。最近になってようやくそのことに気づきました。でもそれは結構難しいことでもあります。
そのハードルを越えるためのツールとして、この本は役立ちそうです。
サンクチュアリ出版
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「本好きへの13の質問」に答えてみる
ブログR-styleさんに「『本好きへの13の質問』に答える」というエントリがありました。
R-style » 「本好きへの13の質問」に答える
「本好きへの13の質問」に答える …
なかなか面白かったので、自分でも答えてみようと思います。
01. いつから読書に親しんでいますか?
自ら選んで読むようになったのは中学生からです。
02. 記憶にあるうちで、一番最初に読んだ本はなんでしょう?
初めて小遣いで買って読んだのは久美沙織「丘の家のミッキー」。小学生の時は、学校図書館にあったルパンとか少年探偵団ものを読んでいた記憶が。
03. 一番最近読了した本はなんでしょうか?
アーダルベルト=シュティフター「水晶 他三篇—石さまざま」(岩波文庫)。
04. 一番最近ガツンとやられた本はなんでしょうか?
ティムール=ヴェルメシュ「帰ってきたヒトラー」(河出書房新社)。
「2014年もっとも衝撃を受けた本」は、おそらくこれで決まり。
05. 読書のお供を教えてください。(音楽・お酒・ペン…)
静かな場所と座り心地のいい椅子。細くて短い紙製付箋紙 (フィルム製付箋紙は好かない)。
あと場所によっては耳栓。
06. 本はだいたいどこで購入されますか?また月に何冊(いくらでも可)ぐらいでしょうか?
今年の月平均購入額は3,500円程度なので、かなり少ない。ここ2年ほど、図書館から借りまくっているせいですね。
購入はほとんどAmazonです。
07. ぱっと思い浮かんだ好きな作家を5人教えてください。
- 内田百閒
- 小山田浩子
- 伊藤計劃
- 津村記久子
- 江戸川乱歩
08. あなたは生まれ変わりの直前にいて、来世の自分に贈与できる本を一冊だけ選んでいます。さて、何?
敢えて何も贈らないと思います。
09. 日本語以外の本を読むことはありますか?
ありません。
10. お気に入りの出版社があれば教えてください。
特にここ、というのはありませんが、文庫は新潮文庫がいいと思う。しおりひもがついているから。
11. 購読している雑誌はありますか?
職場でお客さん用に購入している「オレンジページ」「週刊文春」は、大体1ヶ月遅れで読んでいます。
自腹で買ってる雑誌はありません。
12. 本は所蔵しておく派?それともなるべく捨てる派?
所蔵します。書庫を持つのが理想です。
しかし実際は置く場所が非常に限られているので、本棚が破綻しそうになったら少し処分します。
13. 電子書籍は利用されていますか?主にどのような端末で閲覧されますか?
ほとんど利用していません。iPhoneのKindleとi文庫をたまに使う程度です。
微妙な感じもしますが、回答は以上です。
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