《気になる》増補版 誤植読本

ある本を読んでいて、「未完」が「末完」になっているのを発見しました。
「誤植箇所を指摘した本を発行元に送ると、増刷時に修正した本を送ってもらえる」と聞いたことがあります。実際にやったことはありません。この本は絶版になっているので、試してみることもできません。

本来誤植はあってはならないことです。1文字の誤植で、文の意味がまるで変わってしまう可能性もあるから。でも完全になくすことは難しいのかもしれません。
大きな辞典になると、2版を印刷するときに数百カ所の誤植が発見されることがあるそうです。初版発行時にきっちり校正しても、それだけ取りこぼしが出てしまうんですね。

あってはならないものだけど、読む側にとっては、誤植の発見は一種の楽しみかもしれません。「あー、こんな間違いしてるよ」なんて思ったりして。発行側には申し訳ないと思いますが。

確かに本と誤植は切っても切れない関係です。本の作り手は、困った存在である誤植をどう考えているのか。とても気になります。

 

増補版 誤植読本 (ちくま文庫)
高橋 輝次
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