[share] 遁走状態

「すべてを投げ捨てて遁走したい」と考えたことがある人は多いでしょう。自分が持っているもの、自分を取り巻いているものをすべてぶん投げて走り去ることは、どれだけ気持ちいいだろうか。
しかし自分が遁走される、投げ捨てられる方だったらどうでしょう。これは嫌ですね。しかも、遁走していくのが日常そのものだったら。後には何が残るのか、考えるだに恐ろしい。

この本は「日常は彼方に遁走」してしまったような悪夢を集めた短編集です。
実際、生きている以上日常から逃れることはできません。死ぬまでつきまとわれることが決まっているのだけど、それが消えたらどうなるのか。
非常に怖そうだけど、だからこそ読んでみたい。

 

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