月別: 2014年2月

[share] 万里の長城は月から見えるの?

「万里の長城は、宇宙から見える唯一の人工建造物である」というのは、小学生の時に聞いたのだと思います。以来ずっと頭に刷りこまれていますが、実際どうなんでしょう。最初にこれを言ったのは誰なのかも知りません。
確かに長大ではありますが、幅はそれほどあるようには見えません。何百キロも離れてみたら、消え入りそうな感じもします。それにもっと幅広の建造物は、世界にいくらでもあるはずです。万里の長城が宇宙から見えるなら、ピラミッドも見えてよさそうな気がします。

万里の長城は本当に宇宙から見えるのか。なぜこれだけが見えるのか。もし実際には見えなかったとして、何故こういう話が広まったのか。
改めて考えると非常に不思議です。

 

万里の長城は月から見えるの?
武田 雅哉
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[share] 街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。

京都は詳しくありませんが、この本のタイトルのように「小さな店」がひしめく場所、というイメージがあります。
もちろんデパートやショッピングセンターもありますが、片隅にひっそりと佇む店が、街の雰囲気を作り出している感じがします。

例え小さくても、店を構えて維持していくのは、容易なことではありません。夢と志とシビアな経営判断とがないとやっていけないでしょう。小さな店の主たちが、何を考えどうやって店を続けているのか、ちょっと興味があります。

著者は「恵文社一乗寺店」の店主です。この書店もいつか行ってみたい。ここに限らず、京都には小さくて個性的な書店が多いので、今度京都旅行に行くときのテーマは書店巡りにしようかと思っています。

 

街を変える小さな店 京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。
堀部篤史
京阪神Lマガジン
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[share] 妻が椎茸だったころ

2013年の「日本タイトルだけ大賞」を受賞した作品です。これはやられた。一度聞いたら忘れられません。椎茸、椎茸って…。
タイトルだけ見るとギャグかと思われますが、実際にはちょっと怖い短編を集めたものです。

何かに対する執着は、強かれ弱かれ誰もが持っているでしょう。それを第三者が見たとき、怖いものに見えることもあるかもしれません。
とにかくタイトルに目が行きますが、インパクト最高のタイトルからどんなストーリーが出てくるのか、気になります。

 

妻が椎茸だったころ
妻が椎茸だったころ

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中島 京子
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[share] 地球外生命——われわれは孤独か

NHK「コズミックフロント」を時々見ています。この番組で、何度か地球外生命がテーマになっています。

コズミック フロント | NHK宇宙チャンネル

地球外生命が存在するのかどうか。最近は「ここなら生命が存在するかも」という場所が見つかっているようですね。
そしてそれが存在したとして、それはわたしたちが「生命」と認識できる形?なのでしょうか。素人考えですが「生命であるかどうか判断できない存在」があり得るような気もするのです。

天文学はまったく詳しくありませんが、それでも本当に地球外生命は存在するのか、するとしたらどんなものなのか、とても興味があります。

 

地球外生命——われわれは孤独か (岩波新書)
長沼 毅 井田 茂
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[share] 死なないやつら

世界には、自分たちの想像を絶する動物がたくさんいます。つい最近も「-196℃でも死なないヒル」が発見されましたね。
クマムシも通常の環境ではそれほど長生きしない一方、恐ろしいまでの耐久性を持っているし。

人間は、未だに生命を定義できていません。生命を知るために「極限生物」を見るという発想は面白い。
確かに何かを定義しようとするとき、「よくあるもの」だけ見ていてもわからない、「極端なもの」にも目配りをして、初めて理解できることがあると思います。
一体どんな生物が出てくるのでしょうか。気になります。

 

死なないやつら (ブルーバックス)
長沼 毅
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[share] 温室

農家だったり植物園だったり、観葉植物好きな人の家にある温室。そこはちょっと特別な場所です。植物園の温室には、普段なかなか見られない南国の景色があります。
温室は、いかにも明治以降の舶来品という感じがします。でも実際には、日本でも江戸時代には「むろ」という保温装置があったのだとか。不勉強でまったく知りませんでした。
江戸時代の人は「むろ」を、何のためにどう使ったのでしょう。純粋な外国産だと思っていたものが、実は日本にもあったと知り、とても興味がわいてきました。

 

温室 (ものと人間の文化史)
平野 恵
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[share] 自分では気づかない、ココロの盲点

物事はできるだけ偏りのないように見たいと思いますが、実際にはかなり難しいのではないでしょうか。人は偏りがあるのが当然だから。
そうはいっても、偏りのせいで自分や他人に対してマイナスが生じてしまうのも確かです。マイナスを減らすためには、自分がどういう偏りを持っていて、物事がどう見えるかを認識する必要があります。

最近自分が困ったりしんどくなったりする一因に、こういう偏りがあるんではないかと感じることがあったので、この本は気になります。読んでいて気分のいいことが書いてあるとは限りませんが、愉快でなくても、苦い薬みたいなものかもしれません。

 

自分では気づかない、ココロの盲点
池谷 裕二
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[share] これからお祈りにいきます

タイトルにちょっとびくっとしました。「お祈りに行きます」って、あまり使わない表現だから。

特に信仰している宗教がなくても、祈ることはあります。その対象が神様なのだろうけど、もしかしたら神様ではない「何か」かもしれません。
人はどうして祈るのでしょうか。多くの場合は自分のために祈る気がします。何かがうまくいくように、困ることの内容に祈る。
でも自分ではなく、誰かのために祈るというのは、静かだけど力強い行為ですね。

 

これからお祈りにいきます (単行本)
津村 記久子
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[share] もし「右」や「左」がなかったら—言語人類学への招待

しばらく歯医者に通っていたのですが、治療中に「右向いて」「左向いて」と言われて、言われた方向と逆を向いてしまったことが何度かありました。とっさに左右の判断がつかないとは情けない。
方角を考えるときは、なぜか実家の、かつての勉強部屋を思い浮かべます。実家の東側に線路があるのですが、その線路が方角を考えるときの基準になっている気がします。
何故こういう妙な考え方をしてしまうのか、自分でもわかりません。

方向や方角を考えるときに、こんな変なことをしているのはわたしだけかもしれません。
これらが決まっていなかったら、人間の生活はどれだけ困難になるのでしょう。生活に必要だからこそ考え出されたと思われる方向や方角。でもそれがどうやって決まったのかは、まったく知りません。

この本を読むと、その謎が解けるでしょうか。気になります。

 

 

[share] 男の鳥肌名言集

実にストレートな、むんむんした感じのタイトルと装丁ですね。
これだけ男を前面に出されると、近づきがたい感じがしてしまいます。それでも気になるのは、一種の「怖いもの見たさ」なのかもしれません。
取り上げられている人は、矢沢永吉・哀川翔・相田みつをなど。すごさは十分理解しているけれど、これまた自分には縁遠い人たちです。

Amazonの内容紹介に

スゴい人がブレないのは、自分を支える言葉を持っているからだ。

とあります。これはその通りだと思う。そして、男女は問わないと思う。
わかりやすい男臭さに一瞬ひるみましたが、でも気になります。

 

男の鳥肌名言集
男の鳥肌名言集

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