「良い無理」を重ねていこう〜四十路越え!
年代別の「今これをやるべき」といった本は普段は手に取らないのですが、この本には呼ばれました。
この本から自分が得た大きなキーワードは「良い無理」。自分が面白いと感じるものに対して、積極的に無理をしてみる、というもの。逆に嫌々何かをすることによって生じる悪い無理は避ける。わたしは「無理」という言葉が嫌いですが、そういう無理ならする意味はある。
あとは「冷静、でも熱く」「エネルギーのベクトルを外に向ける」でしょうか。
この本では恋愛の章とセックスについて結構ページが割かれています。自分は湯山さんの主張を全面的には支持しませんが、その通りだと感じたことは多いし、恋愛の奥にあるものや「モテ」に関する論考は鮮やかだと思います。
あと美容とファッションについて。はっきり言ってどちらも自分からは縁遠い。未だにどんな服や化粧品を買ったらいいかわからない。真剣に自分の服(普段着も仕事服も)を選んでくれるスタイリストが欲しいと思うくらい。化粧に至ってはオンタイムに化粧するようになったのがここ数年、ノーメイク不可の職場に移ってからだったりする。
そんな「女としてどうなの」って自分でもこれならできそう、この方向で行ってみようということがあったので、それを意識していこうと思います。
ここ数年で自分にとって本当に障害になっているものが何か、おぼろげに見えてきました。自分を呪縛しているものを自覚したのです。
それを克服しないと本当の意味で自分は前に進めない、なんとか克服したいともがいているところです。それがうまくいっているとは言い難いのですが、それ以外に小さく試みていることも含めて、目指す方向は大きくは間違ってないと確信できました。あとはどれだけ突き進んでいけるかですね。
この先、良い無理を積んでいけるようにしよう。
40歳も目前になった今、いいときにこの本に出会えたと思います。
湯山さんには、もしどこかで機会があればぜひお会いしたいです。
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