[share] もし「右」や「左」がなかったら—言語人類学への招待
しばらく歯医者に通っていたのですが、治療中に「右向いて」「左向いて」と言われて、言われた方向と逆を向いてしまったことが何度かありました。とっさに左右の判断がつかないとは情けない。
方角を考えるときは、なぜか実家の、かつての勉強部屋を思い浮かべます。実家の東側に線路があるのですが、その線路が方角を考えるときの基準になっている気がします。
何故こういう妙な考え方をしてしまうのか、自分でもわかりません。
方向や方角を考えるときに、こんな変なことをしているのはわたしだけかもしれません。
これらが決まっていなかったら、人間の生活はどれだけ困難になるのでしょう。生活に必要だからこそ考え出されたと思われる方向や方角。でもそれがどうやって決まったのかは、まったく知りません。
この本を読むと、その謎が解けるでしょうか。気になります。
もし「右」や「左」がなかったら—言語人類学への招待 (ドルフィン・ブックス)
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井上 京子
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