訳わからんけど面白かった〜青い脂

第3回Twitter文学賞・海外部門第1位になったこの小説。正直言って訳がわからなかったです。でもむやみと面白かった。

 

Twitterの投票で選ばれたこの本が面白い!!ー第3回Twitter文学賞まとめ – NAVER まとめ

 

お下劣お下品満載でグロも結構あるので、読む人を選ぶと思います。グロさで何度か「うへぇっ」ってなってしまいましたが、それでも面白くて読み進めていけました。

「青い脂」というのは、未来のロシアにある研究所で文学クローンに小説を書かせて生産される謎の物質…なんですが、結局これがなんなのか、最後までわかりませんでした。
文学クローンはトルストイ4号・チェーホフ3号・ナボコフ7号・パステルナーク1号・ドストエフスキー2号・アフマートワ2号・プラトーノフ3号。そしてその文学クローンが書いた作品も掲載されているのですが、これも訳がわからない。それぞれの作家の作品のパロディなので、ロシア文学に詳しかったらもっと楽しめたかもしれません。
そして後半はスターリンにフルシチョフなどなどが登場し、グロくてドロドロの世界が広がります。こちらの方が話としてはまだわかりやすかった。

一番印象的ですごいと思ったのは、短い挿話「水中人文字」です。これは松明を持って川に入り、その松明で人文字を作る兵士の話です。人文字は人々を扇動する文句を何キロ何時間にもわたって表現します。その泳者の一人、ロシア語文の重要パートを任される非常に有能な兵士の話なのですが、これが妙に心に刺さりました。
この話自体もあっと驚く方法というか状況で書かれています。

最初から最後まで訳がわからなかったけど、まあ別にいいか面白かったし、という気分です。

 

青い脂
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