まんが原画展をはしごしてきました

先日上京して、まんが原画展をはしごしてきました。

まずは明治大学米沢嘉博記念図書館で開催中の「三原順復活祭」。

 

場所がわかりにくくて迷いました…
場所がわかりにくくて迷いました…

 

わたしは三原順作品をほとんど読んでいません。雑誌掲載作をリアルタイムで読んだのは「ムーン・ライティング」「SONS」だけです。
「いつかはきちんと読みたいまんが家」です。

 

米沢嘉博記念図書館|「〜没後20年展〜 三原順 復活祭」
米沢嘉博記念図書館TOP …

 

「はみだしっ子」の原稿を中心とした展示でしたが、カラー原稿の本当に美しいこと。そして、ほとんど修正のない原画が多い一方、ストーリーの要になるシーンには度重なるホワイト修正の跡があり、苦労のほどがうかがえます。
あとは「雑誌付録などのグッズをまとめて保管していたトランク」「ペンネームを決めた瞬間やプロットを書き留めたノート」を観られたのがよかった。

先日白泉社文庫から、三原順20冊目の文庫「三原順作品集 LAST PIECE」が出ました。これが「白泉社文庫最後の作品集」だそうです。冊数といい全体のデザインといい、全集のような趣です。非常に気になります。

 

三原順作品集 LAST PIECE|白泉社

 

 

 

そして世田谷文学館で開催中の「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」。

 

文学館が予想以上に立派で驚いた
文学館が予想以上に立派で驚いた

 

わたしは決して熱心な読者じゃないけど、開催を知った時には「絶対行く!!」と思いました。

 

開催中企画展 – 世田谷文学館

 

実際原画を前にして、線の繊細さに驚きました。印刷されてしまうと見えなくなる物が沢山あるんですね。
予想以上に繊細な線と、多くの修正の跡。適当に描いているように見えて、でもそうではない。

「リバーズ・エッジ」に出てくる「あなたなんか死んでしまえばいい。」で埋め尽くされた手紙。
原画を見て慄然とし、あの場面の持つ怖さと迫力に納得しました。

あとうれしかったのは、「カルディエ」という、90年代初めに福武書店 (現ベネッセ) が発行していた雑誌掲載の「現代親娘情景」4部作を再び見られたこと。2度と目にすることはないだろう、と思っていました。

 

師匠から招待券をいただきました
師匠から招待券をいただきました

 

駆け足でしたが、どちらも行ってよかった。

 

三原順作品集 LAST PIECE (白泉社文庫 み 2-20)
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