《気になる》センセイの書斎—イラストルポ「本」のある仕事場
人の家の冷蔵庫はまた、のぞいてみたいもののひとつ
と書きましたが、書棚もまた冷蔵庫と同じ位のぞいてみたいもののひとつです。
冷蔵庫が生活そのものだとすれば、書棚は思考・感性そのもの。「その人の頭脳」の一部が形になって現れた場所。
まれにtwitter上で人の書棚の写真を見つけると、じっと見てしまいます。
この手の本は写真で構成されることが常ですが、これは絵と文章によるルポルタージュ。内澤旬子さんの本は気になりつつも読んだことはありません。読まないで言うのもなんですが、この人のルポなら面白いかも、という気がします。
特に興味がある書棚は南伸坊、津野海太郎。他の作家とはひと味違う書棚が見られそうです。
この本に取り上げられていない人で、今自分が一番見たい「センセイの書棚」は川原泉と高橋悠治。
川原泉の書棚は10年ほど前に雑誌で取り上げられているのですが、実際の記事は見ることができませんでした。なので「今の川原泉の書棚」をぜひ見てみたい。
センセイの書斎—イラストルポ「本」のある仕事場 (河出文庫)
posted with amazlet at 12.06.11
内澤 旬子
河出書房新社
売り上げランキング: 61485
河出書房新社
売り上げランキング: 61485
余談
わたしが今使っている本棚は90cm*180c*40cmくらいのものですが、本とCD、少しの雑貨が入り乱れて、とうの昔に破綻、たまに雪崩を打ちますorz そしてさらに混迷が深まる。いい加減本棚自体を買い換えたいのですが、下手すると引っ越しと同じくらい労力がかかりそうで実現していません。
タグ : 気になる本
“《気になる》センセイの書斎—イラストルポ「本」のある仕事場” への0件のフィードバック