《気になる》捨てる女
わたしは時々無性に物を捨てたくなり、実際にまとめて捨てることがありますが、断捨離などというレベルではありません。断捨離実践者からすれば、わが家は物があふれている場所だと思います。トータルで見ると「捨てられない人間」に分類される気がする。
物を捨てると、空間も気持ちもすっきりします。でもその一方で、物がある空間に安心することもあります。身軽なのに越したことはないけれど、あまり軽くても落ちつかなそう。
この本は、著者が「捨て暮らし」を実践した過程を綴ったエッセイです。「今はとにかく捨て続けるしかない」という気持ちで捨てまくったそうです。
捨てることは気持ちがいいけど、すべてを捨てたときに何が起こるのか。あまり捨てられないわたしは一種の「怖い物見たさ」で、この本が気になります。
“《気になる》捨てる女” への0件のフィードバック