【読みかけ本】ニューロマンサー

ウィリアム=ギブスン「ニューロマンサー」

第2部まで読み終わりました。

ここまで読んで感じたのは、非常に「スタンダード」な作品だなということ。
これは20年以上前に書かれているのに全く古さを感じないこと、自分がこれまでに見たり読んだりしたことのあるSF作品 (まんが・映画なども含む) に通じるであろうものをいくつか見つけたことが理由です。
SFにとって一種のパラダイムといえる作品なのかな、と。
作品自体に古くささは感じませんが、出てくるコンピュータなどは現在のものと比べるとクラシックな感じはします。でもそれは全く問題ではありません。現在のコンピュータはここに出てくるものよりずっと進化していたり洗練されているかもしれません。しかしクラシックであっても、それはそれで作品の魅力になっていると思うのです。

ところで「ニューロマンサー」は映画作品だとずっと思っていました。どういう文脈だったかは忘れましたが、最初にこの作品を知ったときに「ブレードランナー」とペアで名前を聞いたせいかもしれません。
過去に映画化されたことはないんですよね

SFを読み慣れていないのでちょっと時間はかかってますが、面白いです。
SFを読みこなす素地のようなものがもっと自分にあれば、さらにどっぷりと楽しめたかもしれません。その点は残念。
読了後、時間をおいて再読します。

 

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
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