第2回西三河朝会を開催しました #mikawaasa
7月17日に、第2回西三河朝会を開催しました。参加いただいた皆さん、ありがとうございます。
課題本は森有正「生きることと考えること」。
そもそも森有正を知ったのは、「読書と社会科学」という本を読んだのがきっかけです。この中に著者がある読書会で行った講演を再構成した章がありまして、最後にその読書会の名前が2つ挙がっていました (1981年の講演なので、現在は存在しない会かもしれません)。
その1つが「森有正を正確に読む会」。
朝会でわたしは「森有正を正しく読む会」と言ってしまいました。訂正いたします。
森有正に対する予備知識は全くなかったのですが、「『正確に読む会』があるということは、この人は誤解されているのだろうか」と興味を持ったのです。
当日は、参加者の皆さんが興味を持った箇所について話していただいたのですが、興味を持ったところ、その理由など、一人一人の視点の違いがわかり、非常に楽しかったです。
うれしかったこと
第1回の課題本「高校生のための文章読本」でもそうでしたが、
「課題にならなければこの本は手に取らなった」
「自分では選ばない本だけど、読んでよかった」
というご意見をいただきました。
自分の興味優先で本を選んでいますが、それでもその人と本や著者と出会うきっかけを作れたとしたら、こんなにうれしいことはありません。
反省点
自分の興味に従って課題を選択しておいてなんですが、正直いってよくわからなっかった部分が多いです。1回読んだだけではわからない、2回3回読めば、だんだん分かってくるだろう、そういう本だと思いました。
開催前に2回3回読む時間が取れなかったのが残念です。
1冊の書物の内容をすべて理解するのは無理でしょうが、それでも少しでも理解を深めることで、より読書会を盛り上げることができたかも、と思っています。
そんな頼りない主催者ではありますが、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
講談社
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