[share] 壁の本
タイトル通り、ひたすら壁を撮り続けた写真集です。
建物の外壁は、時間を経て姿を変えていきます。最初はまっさらで美しくても、いずれひびが入り、汚れが取れなくなり、あるいは落書きされたり。そうやって一つ一つ違った姿になっていきます。
古い壁は、それが過ごしてきた時間の経過が形になっている、と言えるかもしれません。
壁を鑑賞の対象にするとは考えたことがありませんでしたが、確かに壁はすべて違った姿をしていて、それを観察する楽しさってあるかもしれません。
わたしの普段の生活では、なかなか味のある壁には遭遇しないので、この本でまずは楽しんでみたいです。
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