[share] 桜は本当に美しいのか: 欲望が生んだ文化装置
桜の花はきれいですね。きれいですが、わたしは同時に怖いと思ってしまいます。花だけが樹いっぱいに咲くのをそう感じてしまうのだと思います。
「桜の樹の下には」や「桜の森の満開の下」に書いてあることは、もしかしたら本当かも、と思えてしまうのも、桜の持つ一種の魔力なのかもしれません。
以前美術史の教師が、授業で「美はイデオロギーだ」と言っていたのが印象に残っています。確かに何が美しいかは時代によって変わります。桜が美しいものとなる過程でどんなことがあったのか、気になります。
桜は本当に美しいのか: 欲望が生んだ文化装置 (平凡社新書)
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