[share] どこの家にも怖いものはいる

表紙の少女が、とても怖い。これに限らず、著者の作品の表紙は、どれも怖い絵ですね。ホラー作家なんだから、当然といえば当然ですが。
引っかかったのは、表紙よりもタイトルです。
人の家の中はうかがい知れない、だからこそ何か怖いものが潜んでいるかも、という気持ちは否定できない。もしかしたら自分の家だって。普段開けることのない部屋が怪しい。
そうやって考えると、安全なはずの家に対する気持ちが、変わってくるかもしれない。

 

どこの家にも怖いものはいる
三津田 信三
中央公論新社
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