月: 2014年10月

[share] 戦略的、めんどうな人の動かし方

面倒な人、いますね。
同僚でも上司でも、そういう人に当たってしまうと頭の中で「ああ、うざい」を繰り返す羽目になります。その結果疲れてしまうのはなんか嫌ですね。

定期的な異動がある職場なので、面倒な人がそばにいる場合、最初に考えるのは「早く異動しないかな」なのですが、それを待っているだけでは何の解決にもならないのは確かです。
ストレスをためないためにも、この本で面倒な人にどう対応するかチェックし実践してみたいです。

 

戦略的、めんどうな人の動かし方
五百田 達成
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[share] <肖像>文化考

「肖像」を大辞林で調べると、こんな風に書いてあります。

 

写真 2014-10-02 20 09 54

 

この本で取り上げている「肖像」は、写真や広告も含めたもっと広い範囲に及びます。「似姿」が一番近い言葉かもしれません。

自分にとってもっとも身近な肖像は、職場IDカードの写真のような気がします。
それを首から提げている本人と写真を見比べてしまいます。髪型が違っていたり、変にかしこまった表情をしていて、両者の雰囲気が違う人が結構多い。

写真につい目が行ってしまうのは何故でしょう。
この本で「肖像」と人との関わり、そしてそれに惹かれる理由がわかるかもしれません。

 

〈肖像〉文化考
〈肖像〉文化考

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平瀬 礼太
春秋社
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余談
数年前、あるお宅を訪ねました。
そこは戦前の大地主で、昔ながらの豪農の家に住み、仏間の上部には先祖代々の写真が額装されて飾られていました。「こういう家を見たの何十年ぶりかも」と思いました。
古い豪農の家も先祖代々の写真も、今や絶滅危惧種かもしれません。

 

[share] ざわめく心の静め方 —やすらぎに出合う毎日の習慣—

気持ちがざわついて、居心地の悪さを感じることがよくあります。原因は様々で、それがはっきりわからないことも。
ざわつきは静かにエネルギーを奪っていくので、できるだけ平静に過ごしたいものですが、明鏡止水の状態にはほど遠い。

この本の著者は、曹洞宗の僧侶にして作庭家・大学教授でもあります。彼が説く「心のざわめきを静めるヒントは、禅の考え方の中にある」という言葉。禅というと、高度なことを求められそうですが、実際にはシンプルでわかりやすいもののようです。
毎日穏やかに過ごし、やるべきことをちゃんとやるためにも、ざわつく気持ちをうまく抑えられるようになりたいものです。

 

ざわめく心の静め方 —やすらぎに出合う毎日の習慣—
枡野 俊明
清流出版
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