《気になる》TOKYO研究所紀行

企業や独立行政法人に研究者として勤めている友人が何人かいます。全員違う分野の研究をしています。当然ながら実際に働いているところは見たことがありません。
大学の授業の一環で、化粧品メーカーの研究所を見学に行ったことがあります。研究所内部に入ったことはこの1度だけです。
研究所で働く人の写真は、「公僕—The Japanese civil servant」という、現場で働く国家公務員を被写体にした写真集で見たことがあります。酒類総合研究所とか水産総合研究センター増養殖研究所日光庁舎が取り上げられていたと思います。
「公僕—The Japanese civil servant」は所有していたのですが、水害でページが全部くっついてしまい、泣く泣く処分しました。

研究所というのは、生活からは遠いものです。例え家族に研究者がいたとしても、やっぱり遠い場所には変わりない気がします。
でもだからこそ、研究所はのぞいてみたい場所のひとつなのです。このムックで取り上げられているのは、かなり表面の部分だけの気はしますが、知らない世界に触れる楽しみにあふれていそうです。

余談
昔某生活用品メーカーの研究所所長の講演を聴いたことがあります。その講演で「所長の仕事は、まずは予算を取ってくること、そして何かあったときに謝りに行くことだ」という趣旨のことを語っておられました。聞いたのは学生時代のことなので、その方はもう所長を退いてらっしゃると思います。

 

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