大江千里「サヴォタージュ」を聞いて思ったこと

最近大江千里の「サヴォタージュ」という曲が妙に気になり、くり返し聞いています。
この曲は1988年発売のアルバム「1234」に収録されています。これは発売直後に購入していますが、当時は特に気にならなかった曲です。

 

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歌詞はこちら

一番ひかっかるのはここ。

誰とでもいい 話がしたい
だけど話すことが何もない

どきりとする言葉です。

本当に伝えるべきこと、伝えたいことなんてないのに、それでも何か言葉を発しようとすることは、自分にもあると思うから。
「何かを言いたい」のと「伝えるべきことがある」は、必ずしも一致しませんしね。
そしてたくさんのことを話しているからといって、必要なことや大切なことが伝わっているとは限らない。本当のことを言いたくないがために、それを隠すために空虚な話ばかりが積っていくことだってあるかもしれない。

でもその一方で、実際に話してみないと本当に話すべきことには行き着けない、ということもあるでしょう。
いきなり何かすごいことをしようと思ってもできるものではなく、何かをまねてみるなど、とりあえずできることから始めないと、自分の適性とかやるべきことには行きつけない。
だから、本当は何もないかもしれないけど、でも何かを発していくことは大切かもしれません。

引っかかった箇所だけでなく、全体的に静かに熱い曲だと思います。今だからこういうのがわかるのかもしれない。
静かな熱さは、いつまでも忘れないでいたいですね。

この曲は東京の光景を歌ったものでもあります。わたしが都内に住んでいたのは数年で、これまでの人生は東京・首都圏以外で生活している時間の方が長いのです。
でも大都市圏周縁に住み大都市圏が活動の場になっている現在のわたしの生活にも、妙に合うなと思ったりします。

 

1234
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