「国宝 鳥獣戯画と高山寺」見てきました
京都国立博物館で開催中の「国宝 鳥獣戯画と高山寺」を見てきました。前回サントリー美術館で公開された時にも見に行ったので、7年ぶりです。
平日に見に行くので、それほど並ぶことはないだろうと思ったのですが…。
この新聞記事を見て、とにかく早く行くことにしました。
8時半頃博物館に到着すると、すでに20人ほど並んでいます。9時半の開館時には、300人近くいたかもしれません。
鳥獣人物戯画は順路の後半にあったので、
- 前半の展示をすっ飛ばして、まず鳥獣人物戯画を見る(並ばずに見られた)
- 4巻全部見たところで最初に戻り、順路通り展示を見る
- 鳥獣人物戯画を再度見る(30分待ち)
という感じで見ました。2度とも立ち止まって見ることはできませんでしたが、修復後の明るくなった絵巻を見て、満足です。
甲巻の展示ケースの前に並ぶスペースが確保されていたのですが、全部埋まると2時間待ちにはなりそうです。
そしてイヤホンガイドには「順番待ちをしている人のためのボーナストラック」なんてものがありました。
見終わって外に出ると、入口前には長い行列が。
平日でこれだから、休日は凄まじいんでしょうな。
7年前のサントリー美術館は土曜日に行ったのですが、昼前に美術館への入場制限がかかっていました。
このときも朝一番で行ったので閉め出されることはありませんでしたが、とにかく人がすごかった。
図録にはおまけの豆本がついてました。AR対応というのが驚き。
丁巻を見ていた時、隣にいた60代くらいの女性が
「なんで手塚治虫みたいな絵を描いているんだろう」
と言っていました。これは当然ながら「手塚治虫が鳥獣人物戯画のような絵を描いている」ですな。
よく「日本最古のまんが」と言われますが、変なところでそれに納得してしまいました。
11月には絵巻の後半を見るために、もう一度行きます。
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