「はじめての美術 絵本原画の世界 2013」に行ってきました
名古屋市美術館で開催中の「はじめての美術 絵本原画の世界2013」を見てきました。
子供の頃に読んだ絵本の原画がたくさん。「わ〜なつかしい」の連続でした。
やはり印刷された絵と原画はかなり違います。印刷された絵は完全な「平面」ですが、原画は画材の凹凸が見えます。ホワイトの修正の跡があったり、紙を切って絵の位置をずらしてあったり。
個人的に原画と絵本で印象がずいぶん違うな、と思ったのが中谷千代子「いちごばたけの ちいさなおばあさん」。絵本では原画が描かれたキャンバス地の凹凸がわかりにくいせいかもしれません。
大村百合子 (山脇百合子) の「ぐりとぐら」「そらいろのたね」は全ページ展示されていました。今年は「ぐりとぐら」誕生50周年だそうです。
一番嬉しかったのは矢吹申彦「きょうりゅうが すわっていた」。矢吹申彦さんの (印刷された) 絵は色々なところで見てきましたが、原画は初めて見たのです。見られてよかった。
絵本というのは、確かに子供が初めて出会う美術なんですね。懐かしい絵本にたくさん出会え、絵本だけでなく原画の良さにも触れられた楽しい展覧会でした。
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