カテゴリー: 本の話
[share] 人生の悩みはお風呂で消える
お風呂は大事です。心身ともに緩める時間だから。
お風呂とシャワーだと、わたしの場合寝付きに明らかに差が出ます。疲れのとれ方も違う。なので夏でも基本は毎日お風呂です。
昔SEだった時は、お風呂につからないと眠れませんでした。シャワーだとだめでしたね。徹夜仕事の時も、朝になったら「10時までに戻ってきます」と言って帰宅し (フレックスのコアタイムが10時からだった)、例え寝る時間はなくてもお風呂は欠かしませんでした。会社から結構近い所に住んでいたからできたことですが。
この本のタイトルはちょっと大げさかな、と思いますが、一体どんな活用術が出てくるのか、気になります。
KADOKAWA/角川学芸出版
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[share] ありのままの自分で人生を変える 挫折を生かす心理学
日々生活していく中で、ありのままの自分で居続けるのは結構難しいのではないかと思います。かといって、自分ではないものになろうとするのは、それ以上にしんどいことです。
この本は、サブタイトルにある「挫折を生かす」が気になりました。確かに自分が苦しくないようにするためには、ネガティブにとらえられがちな面に目を向ける必要があるかもしれません。
ネガティブを受け入れることで、結果的にポジティブになれることってあるでしょうからね。
自分は自分以外のものにはなれない、自分を受け入れないと、結局前に進めない。最近になってようやくそのことに気づきました。でもそれは結構難しいことでもあります。
そのハードルを越えるためのツールとして、この本は役立ちそうです。
サンクチュアリ出版
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「本好きへの13の質問」に答えてみる
ブログR-styleさんに「『本好きへの13の質問』に答える」というエントリがありました。
R-style » 「本好きへの13の質問」に答える
「本好きへの13の質問」に答える …
なかなか面白かったので、自分でも答えてみようと思います。
01. いつから読書に親しんでいますか?
自ら選んで読むようになったのは中学生からです。
02. 記憶にあるうちで、一番最初に読んだ本はなんでしょう?
初めて小遣いで買って読んだのは久美沙織「丘の家のミッキー」。小学生の時は、学校図書館にあったルパンとか少年探偵団ものを読んでいた記憶が。
03. 一番最近読了した本はなんでしょうか?
アーダルベルト=シュティフター「水晶 他三篇—石さまざま」(岩波文庫)。
04. 一番最近ガツンとやられた本はなんでしょうか?
ティムール=ヴェルメシュ「帰ってきたヒトラー」(河出書房新社)。
「2014年もっとも衝撃を受けた本」は、おそらくこれで決まり。
05. 読書のお供を教えてください。(音楽・お酒・ペン…)
静かな場所と座り心地のいい椅子。細くて短い紙製付箋紙 (フィルム製付箋紙は好かない)。
あと場所によっては耳栓。
06. 本はだいたいどこで購入されますか?また月に何冊(いくらでも可)ぐらいでしょうか?
今年の月平均購入額は3,500円程度なので、かなり少ない。ここ2年ほど、図書館から借りまくっているせいですね。
購入はほとんどAmazonです。
07. ぱっと思い浮かんだ好きな作家を5人教えてください。
- 内田百閒
- 小山田浩子
- 伊藤計劃
- 津村記久子
- 江戸川乱歩
08. あなたは生まれ変わりの直前にいて、来世の自分に贈与できる本を一冊だけ選んでいます。さて、何?
敢えて何も贈らないと思います。
09. 日本語以外の本を読むことはありますか?
ありません。
10. お気に入りの出版社があれば教えてください。
特にここ、というのはありませんが、文庫は新潮文庫がいいと思う。しおりひもがついているから。
11. 購読している雑誌はありますか?
職場でお客さん用に購入している「オレンジページ」「週刊文春」は、大体1ヶ月遅れで読んでいます。
自腹で買ってる雑誌はありません。
12. 本は所蔵しておく派?それともなるべく捨てる派?
所蔵します。書庫を持つのが理想です。
しかし実際は置く場所が非常に限られているので、本棚が破綻しそうになったら少し処分します。
13. 電子書籍は利用されていますか?主にどのような端末で閲覧されますか?
ほとんど利用していません。iPhoneのKindleとi文庫をたまに使う程度です。
微妙な感じもしますが、回答は以上です。
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[share] 蟲の神
巨大な蚊がこちらに飛びかかってきそうな勢いで描かれています。怖い。でも足が4本しかないから蚊ではないのか? などとくだらないことも考えてしまいました。
エドワード=ゴーリーという作家は知りませんでした。Amazonで作品を検索してみると、絵本にしては結構怖い感じの作品が多い。大人向けの絵本を生み出した人、なんですね。
ちょっと怖い感じはするけれど、妙に惹かれるものがある絵本です。
[share] 「好き嫌い」と経営
「好き嫌い」と「経営」って、なかなか頭の中で結びつきません。好き嫌いにこだわっていたら、経営なんて現実できなことは成し遂げられないように感じるからです。
しかし人間、好きなことはできても嫌いなことはなかなかやれないもの。「何をやるか」と考えた時に、進んで嫌いなことをやる人は多くないでしょう。
この本は、14人の経営者と著者との「好き嫌い」にまつわる対話をまとめたものです。登場するのはメディアにもよく登場する有名経営者ばかり。一体どんな話が飛び出すのか、気になります。
[share] 勉強法の科学——心理学から学習を探る
かつて学校で勉強していた時のことを思い返すと、実際に効果があったかより「がんばった気になったか否か」に重きを置いていたように感じます。
苦手なことを「がんばればなんとかなる」的な考えで乗り切ろうとしていたり。
がんばることも大切だけど、それ以上に大切にすべきは「きちんと成果を上げられるのか」なんですよね。
「努力するより工夫する」とは、津村記久子+深澤真紀「ダメをみがく—“女子”の呪いを解く方法」に出てくる考え方ですが、勉強にも同じことがいえますね。
必死に勉強していた時期に、その辺りを冷静に捉えられていれば、もっと成績が良くなっていたかもorz
せめてこれから勉強する時には、ちゃんと成果を上げられるようにしたいものです。
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NHKあさイチの書店特集を見た
8月8日に放映された、NHK「あさイチ」の冒頭特集「こんなところに おっ!?本」を録画して見ました。
「あさイチ」を見たのは初めてです。
紹介された書店については↓をご覧ください。
プレミアムトーク 若田光一 【番組冒頭】こんなところに おっ!?本|NHK あさイチ
紹介された書店で行ったことがあるのはLIXILブックギャラリーだけです。ここは楽しい場所です。建築にはあまり詳しくありませんが、それでも結構長時間楽しめました。
確かに最近、本以外のものを扱っている書店、書店ではないところで本を販売するケースが増えている気がします。
イオンモール内のブティックでも、ブックコーナーを設けている場所があります。わたしが行ったことがある場所は、幅允孝さんセレクトの本を置いていました。ブックコーナーがあると、コスメフロアでもブティックでも、確かに店の雰囲気は変わります。何故かはわかりません。不思議です。
ここで紹介されていたマルベリーフィールドみたいなブックカフェも増えてますね。
ここはまず、カフェとして経営が成り立つ場所だったからこそ、ブックカフェとしてやっていけるんだろうな、どんな書店でも、ただカフェを併設すればいいってもんでもないだろうな、と思いましたが。
コーナーの最後に「青木まり子現象」への言及があったのが驚きです。口火を切ったのは井ノ原快彦。番組スタッフだけでなく、プレミアムトークに登場した若田光一さんも感じたことがあるとのこと。
それについて有働由美子アナウンサーが「今年一番のびっくり」と言っていたのが印象的でした。
10分弱でしたが、楽しい特集でした。
[share] 米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす
なんか似たタイトルの本を見たことがあるな、と思ったら「英国一家、日本を食べる」でした。
著者はどちらもフードライター (ジャーナリスト)、ある程度の期間家族で日本に滞在して、色々食べているのは同じですね。
違いがあるとすると、「米国人一家」は中野のアパートに住んで普通の日本食を食べていて、「英国一家」は日本中を食べ歩き、高級店にも行っている、というところでしょうか。(Amazonの内容紹介を比較しました)
どちらも面白そうですが、アパートに住んで生活し、ありふれた店に行っている「米国人一家」の方に興味があります。
両者を読み比べてみると、視点や味覚の違いがわかって面白いかもしれませんね。
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[share] ぷくぷく、お肉
ぷくぷく。なんと蠱惑的な響き。
食べ過ぎの挙句ぷくぷくになってしまうのは悲しいけど、しかしこの響きで口の中に唾液がわいてくるのは止められません。
32人が肉を食いまくり、そして語ります。
収録されている作品の中で読んだことがあるのは、向田邦子「味噌カツ」と内田百閒「牛カツ豚カツ豆腐」の2編だけですが、皆さんどんな肉をどんな風に食べているのか、非常に気になります。
空腹時に読んではいけない本かも。
同じシリーズに「ずるずる、ラーメン」もあります。わたしはラーメンは好きではないけど、こちらも気になります。
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余談
向田邦子「味噌カツ」は、愛知県民に非常に受けがいい。味噌カツの話題になった時に話すと、ほぼ間違いなく相手の目が輝きます。
[share] 弱者の戦略
強者が強者でいられるのは、弱者がいるからこそなんですね。
強者は強いから生き残れるけど、弱者はどうするのか。
とにかく増えることで生き残っているのが鼠やうさぎだと思います。自分が思いつく「弱者の戦略」はこの程度ですが、地球全体を見ると、こちらが思いもつかないような方法で生き残っている種も多いはずです。
圧倒的多数である弱者がいかに生きのびているのか。気になります。