月: 2013年10月

《気になる》かぜの科学—もっとも身近な病の生態

夏風邪の季節は過ぎましたが、気温が下がったせいで風邪をひいてしまった人が、周囲にぽつぽつ出ています。
わたしは夏場は「汗をかいたらすぐに着替える」「冷えすぎを極力避ける」「できるだけ常温か温かい飲み物を選ぶ」で、なんとか風邪を遠ざけていましたが、この先も気が抜けません。
風邪ほどありふれた病気もありません。しかし風邪といっても、症状は多岐にわたります。しかも薬では治せません。風邪の治療薬を作れたらノーベル賞ものだと言います。
風邪はありふれているからこそ、よくわからないのかもしれません。本格的な季節になる前に、この本で風邪について調べ防衛手段を整えるのもよさそうです。

 

かぜの科学—もっとも身近な病の生態
ジェニファー アッカーマン
早川書房
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《気になる》女子読みのススメ

「○○女子」とかいう言い方はあまり好きではありませんが、この本は気になります。
10代の頃は、あまり本を読んでいませんでした。中学生でコバルト文庫をぽつぽつ読み出し、その後他ジャンルの本も読むようにはなったのですが、受験勉強その他諸々の影響で、高2の途中からほとんど読んでいません。
この本は「女性の書き手による女性が主人公の小説を、女性の目線で読み解く」ことを主眼に置いています。こういう読み方は確かに10代で経験した方が鮮烈だろうと思います。それは自分が抱える悩みを相対化することに通じるから。それができるかどうかで、のちのちの生き方に差が出るかも。
もちろん40代の自分がそれをやるのは無意味ではないと思いますが、まずは単純にブックガイドとして気になります。

 

女子読みのススメ (岩波ジュニア新書)
貴戸 理恵
岩波書店
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《気になる》あぶない科学実験

妙にそそられるタイトルです。一体何をやらかそうとしてるのでしょう。台所で火柱でも立てるんでしょうか。むやみにバカで楽しそうな感じがします。
オビに「ライトセーバーやエアバズーカを自分で作る」とあります。やはり皆さんこういったものを作ってみたいのですね。
わたしはどちらもいりませんが、住まいと人間とうさぎに損害が出ない程度の実験はやってみたい。
しかし、現実に自宅で実験するとなると困難も多いでしょうから、この本を読んで楽しむのがいいのかもしれません。

 

あぶない科学実験
あぶない科学実験

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彩図社
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