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《気になる》酔って記憶をなくします

わたしは酒が飲めません。周囲に飲む人間はかなりいますが、酔ったあげくに記憶をなくした人はいなさそうです。自分が知らないだけかもしれませんが。
このタイトルで思い出したのが、大学で習った社会学の先生です。この先生は酒がまったく飲めない人で、こんなことを言っていました。

僕はまったく酒が飲めないからね、駅なんかで飲んだくれてべろべろの人を見ると、妬ましくてしようがないんだよね

そしてわたしの元上司。大酒飲みではなく、ほどほどに飲む人です。忘年会か何かの時に言っていました。

酔っぱらった時間をまったく過ごせないなんて、酒が飲めない人は損してると思うよ

わたしは酔った人を妬ましいと思ったことも、酔えなくて損してるとも思ったことはありません。しかし「酔う」とは不思議な状態ですね。
現実に、記憶をなくすほど飲んだあげくに事件を起こされるとたまったものではありませんが、読み物ならば「ひで〜〜」と笑ってられるからいいかも。いったいどんなぶっ飛んだ話が出てくるやら。

 

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《気になる》本人伝説

南伸坊がメイキャップで有名人になりきる、という「オール讀物」の連載をまとめたこの本。
まず浮かんだのが「なりきる相手が誰にせよ、そんなこと可能なのか?」。南伸坊はご存じの通り、非常に特徴ある顔 (というか頭) をしています。どんなにメイクを重ねても、あの輪郭は隠しようがない気が。隠そうと思ったら特殊メイクかCGを使うしかない気もするけど、この連載ではそれはやっていないでしょう、きっと。
しかし、なりきるためには輪郭まで同じでなくてはならないわけでもない。コロッケの物まねみたいに、暴走しているように見えても、ちゃんとまねした人に似ている、ということだって可能なはず。
その人に似るためにいったいどういうことをしているのか、非常に気になります。

 

本人伝説
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