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《気になる》詩の窓
わたしが複数の詩集を持っている唯一の詩人、藤富保男。
矢野顕子が彼の詩に曲をつけてアルバムに収録しています (「峠のわが家」収録の「一分間」と、「GRANOLA」収録の「やがて一人」)。これらが藤富保男との直接の出会いです。ちなみに「一分間」の原題は「非」です。
そこから気になり出して、アンソロジーや詩集を購入して読み始めました。
藤富保男の詩は、それまで自分が読んだことのあるどの詩とも違っていました。とにかく読んでいて楽しい。思いがけないところに思いがけない言葉が現れ、そういう言葉のつながりが目の前を開いてくれる。
詩集は数年に1冊のペースで出版されています。また新しい言葉の世界が開けていくのを感じたい。