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《気になる》地球博物学大図鑑

「米国スミソニアン国立自然史博物館開館100周年記念」で出版された図鑑です。非常に仰々しいですが、内容もそれにふさわしい多彩さです。図鑑の決定版と言っていいのかも。
こういう地球上の生物等を1冊に閉じ込めた図鑑が手元にあると、それだけで毎日の彩りがちょっと変わってきそうです。寝る前に少しずつ見ていくと、極彩色の夢が見られそう。
子供の頃、図鑑を見るのが好きでした。親が買ってくれた図鑑は、どれもぼろぼろになるまで眺めました。この本を見つけて当時のことを思い出し、その頃以上のワクワクに出会えそうな気がしてきました。

 

地球博物学大図鑑
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《気になる》江戸時代の科学

江戸時代の科学というと、和算くらいしか思い浮かびません。あとは科学というより医学ですが、華岡青洲や杉田玄白あたりでしょうか。
和算の発達は目を見張るものがありましたが、実際にはそれ以外にも様々な科学の発展があったのでしょう。近代化されていない生活でも、科学が生活を下支えするものであることには変わりないから。
いわゆる「おばあちゃんの知恵」とか「○○な時には**を食べろ」といった言い伝えにも、調べると科学的にちゃんと説明がつくものが多いといいます。
「江戸時代の科学=和算」という狭い見識を破る世界に出会えそうです。

 

江戸時代の科学
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《気になる》周期表-いまも進化中

周期表というと「水兵、リーベ、僕の船、七曲りシップス、クラークか?」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
わたしが習った化学の先生は「『水兵リーベ』だとそこまでしか覚えられないから、周期表を縦に覚えなさい」と言っていました。
当時はその言葉に従い、族ごとに縦に元素名を覚えていました。今じゃきれいに忘れてますが。

これを書くために周期表を改めて見たのですが、自分が高校生の頃とは変わっていますね。
当時の教科書が手元にないので比較できませんが、掲載されている元素がだいぶ増えているし、族の分け方も変わっている気がします。
周期表には化学の発見の歴史が詰まっていると言えるでしょう。今後もきっと変化していくに違いありません。
周期表の並びも元素のあれこれも、ほとんど忘却の彼方ですが、この本を見つけて、改めて周期表のことを振り返ってみるのも良さそうだと思いました。

 

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《気になる》ひらめきの物理学 身近な物理現象を77のパズルとパラドックスで解き明かす

高校生の理科は物理と化学を選択しました。物理は「面白いけどよくわからない科目」であり、成績はよくありませんでした。テストの点数と成績表は、化学の方がずっとよかったのです。
物理に化学、数学は高校レベルからもう一度勉強してみたいと思うことがあります。高校大学で学んだことを、笑っちゃうくらいきれいに忘れてしまったからですが。
この本は教科書のように理論と数式を積み上げていく本ではありませんん。パズルとパラドックスで物理を解いていくのが楽しそうです。本格的な教科書に入る前に、こういう本で頭を物理にならしていくのもよさそうです。

 

ひらめきの物理学 身近な物理現象を77のパズルとパラドックスで解き明かす
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《気になる》標本の本—京都大学総合博物館の収蔵室から

京大に博物館があることは知りませんでした。
この本は標本メインで、地下収蔵庫にあるものまで収録しています。地下収蔵庫にやたらと興味が惹かれます。
博物館の展示自体も自然史がメインかもしれません。個人的には技術史の展示に興味がありますが、自然史の展示もじっくり見てみたい。どんな不思議な世界に出会えるでしょうか。

京都大学総合博物館

大人になってから京都には何度も行っていますが、京大近辺はほとんど行っていません。まあ、大学に改めて行く用事もないからですが、博物館があるとなると、これは出かける立派な理由になりますね。
京都国立博物館も入ったことがないので、今度は京都の博物館巡りに出かけてみたいものです。

京都国立博物館 | Kyoto National Museum

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余談
高校の修学旅行は奈良京都でした。初めて東海道新幹線に乗ったのもこのときです。
自由行動の日、わたしがいた班 (女子のみ) は京大見物に行きました。
そしてキャンパスで写真を撮りまくり、たまたま通りかかった男子学生に声をかけました。そして千円札を1枚渡して生協まで使い走りをさせ、京大ロゴ入りシャープペンシルを全員分買ってきてもらいました。
そのシャープペンシルは残念ながらもうありません。

 

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《気になる》Illustrated Guide to Home Chemistry Experiments

家庭で化学実験をするためのガイドブックです。おそらく簡単な機材と日常生活で手に入るものを利用した実験が主体なのだと思いますが、結構色々な実験ができるようで楽しそうです。
昔化学は結構好きでしたが、今ではすっかり離れてしまいました。図説を見て読むだけでも、頑張れば英語の勉強と化学の再勉強になりそうです。

アメリカではかつて化学実験セットがポピュラーなクリスマスギフトだったのですね。日本では「○年の科学」の付録で実験セットがついてきましたが、これが結構好きでした。簡単なカメラで一生懸命写真撮ったり、カブトエビを育てようとがんばったり。

 

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《気になる》カラスの教科書

カラスは好きだという人より嫌いな人の方が多いでしょうね。カラスでまず思い浮かぶのが、可燃ごみの収集日にごみ袋を襲撃している姿。今住んでいるマンションのごみ捨て場は金網で覆われているので安全? ですが、近所のごみ捨て場では毎度襲撃が発生しています。

自宅周辺は典型的郊外の住宅街で、色々な鳥を見かけます。姿は見たことがありませんが鳴き声がしたので、きっと雉もいます。しかしカラスは別格です。特別大きい鳥でもないのに存在感がすごい。黒一色はそれだけインパクトがあるんですね。
でも、カラスがどんな鳥かはほとんど知りません。「頭がいい」というのは聞いたことがあるけど、どんな風に頭がいいのかはわからない。カラスが電線から人間を見下ろすとき、いったい何を考えているんでしょうか。
そんな身近な、でもよくわからない鳥についての教科書。こういう身近なものにこそ驚きが隠れてることが多いので、読み物として楽しめそうです。

 

カラスの教科書
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《気になる》気になる科学 (調べて、悩んで、考える)

著者は確か毎日新聞「理系白書」のキャップをしていた方です。現在は科学環境部のデスクになっているのですね。
理系白書は新聞連載時にwebで読んだ記憶があります。多分全部は読んでいません。

Amazonのこの本の紹介文に

これを読んだら、もう理科は苦手、理系嫌い、なんて言えなくなります。

とありました。ここがとても気になります。
最初科学の最新トピックをざざざっと知るにはよさそうだなと思ったのですが、理科嫌いと言えなくするための強力な何かがあるのでしょうか。

 

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余談
2004年に日本科学未来館で開催された「理系白書シンポジウム」を見に行きました。
このとき著者もパネラーとして登壇していました。
著者は高校で文転したそうですが、理系科目がなぜ嫌いになったかについて「(理系科目そのものではなく) 授業が嫌いだった」という趣旨の発言をなさっていました。
確かに文系理系問わず、科目そのものではなく授業または先生が嫌いで、結果としてその科目が嫌いになった人って多いかもしれません。

 

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《気になる》超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか

わたしは幽霊を見たことがありません。かつての同級生には「霊感の強い子」がいて、教室の中で「あっ、あそこに幽霊が!!」と叫んだのを何度か見たことはあります。
彼女にはいったい何が見えていたのでしょう。なぜそれが見えていたのでしょう。未だにわかりません。そして、大人になった彼女は未だに霊感が強いのでしょうか。強いのだとしたら、やはり昔のように霊が見えているのでしょうか。
幽霊だけでなく、いわゆる超常現象自体に遭遇したことがないのでピンとこない面があるのですが、本当に超常現象に遭遇したら、自分もだまされてしまうのかもしれない。例えとして適切ではないと思いますが、詐欺に遭った人の多くが「自分はだまされないと思っていた」と語るのと似たような感じになるのかも。

まあ、深刻にならなければ「だまされる楽しみ」もありますが、厄介なものにひっかからないためにも、超常現象を側面から見るのも面白いかもしれません。

 

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《気になる》遊ぶ脳みそ—パズルで鍛える! 記憶、知覚、認知

わたしはパズルは好きですが、すいすい解けるわけではありません。ものによってはそれを前にして、脳が硬直するのがわかることがあるくらいです。硬直した脳のまま向かい「わかんねー」で終わってしまうこともしばしばです。そして、やっぱりわたしは頭が硬いんだな、と思ってしまうorz
ところでよく「脳を活性化させる」という言い方がされますが、わたしは「活性化」って、そもそもどういう状態を指しているのかがわかりません。そりゃ確かに働いていないより働いている方がいいに決まっていますが、何を以てそれを判断するのでしょう。脳科学は未だに謎の分野です。
それはともかく、この本については脳の活性化云々はどうでもいいので、ただパズルを解いて脳を遊ばせ、楽しんでみたいです。

 

遊ぶ脳みそ—パズルで鍛える!  記憶、知覚、認知
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