《気になる》秘密基地の作り方
子供の頃に作ったことがある「秘密基地」。今考えるとそこは近所のちょっとした隙間でしかないのですが、その隙間に見出した秘密基地遊びはとても楽しかった。
この本はそういう秘密基地の作り方をまじめに考察した本のようです。秘密基地で1冊成り立つというのがすごい。秘密基地は子供の遊びではあるのだけど、真剣に考えれば大人でも十分通用する教訓とかテクニックが見つかるのかも。
役に立つとか立たないとか、そんな些末なことはどうでもいい、なんだか妙にわくわくを感じる本です。
Amazonの内容紹介に
「秘密基地的な想像力」
という言葉が出てきます。こういう想像力は生きる上で大切かも。
実際の秘密基地を作らなくても、自分が生きている時間・生きている社会に隙間を見つけ秘密基地を見出すことは、自分をすり減らさないためにも、あるいは新たなチャンスを見つけるためにも絶対必要だと思う。
日本キチ学会なんてのもあるんですね。大まじめにこういうことを考える人、好きです。
タグ : 気になる本
“《気になる》秘密基地の作り方” への0件のフィードバック