《気になる》あなたは欠けた月ではない

「欠けた月」って、印象に残ることばです。
自己啓発に関わる本のテーマは「新しい自分を見つけよう」「短所を長所に変えよう」といったものが多いように感じます。
これらはもちろん大切なことなんだけど、でもそれ以上に「今の自分を見つめ直そう」「無理に自分を変えず、あるものを活かすことを考えよう」という考え方が重要だと思っています。自分を変えること、新しい自分を見つけることにもがいた末、今の自分を受け止めることの大切さに気づいた、といえるかもしれません。
しかし「今の自分を受け止める」ことは、新しい自分を見つけることと同じかそれ以上に難しいことではあるのですが。
光野桃さんは名前しか知らない人です。ちゃんと文章を読んだことは、おそらくありません。
文章を目にする機会だけなら、光野さんの元同僚、齋藤薫さんの方が多いかも。

30代〜40代女性向けのエッセイ。この手の本はあまり読まないのですが、これは気になります。やはりタイトルが印象的だったのと、本のテーマが今の自分に近いせいでしょうか。

 

あなたは欠けた月ではない
光野 桃
文化出版局
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