《気になる》柔らかな犀の角—山﨑努の読書日記
山﨑努が週刊文春で読書日記の連載をしていることは知っていました。しかしちゃんと読んだことはありません。
彼に限らず、俳優で読書家の人は多いのでしょうか。新聞雑誌に定期的に書評を書く俳優、単発で本を紹介する俳優も結構いますしね。
名優が読む本、名優が書く読書日記。そこには自分が知らない世界や視点がありそうで、とても気になります。
読むことと演じること。演じることは身体だけでなく言葉とも深い関わりがあるから、言葉の鍛錬として読書は生きてくるのかもしれない。それに身体と言葉は切り離されたでもないから、言葉によって身体の動きにも影響があるのでしょう。
俳優のようにとまでいかなくても、人は様々な場面で様々な役割を演じます。その時々で与えられた役割を果たすとき、自分がもつ言葉に影響される場面もあるかもしれない。
そう考えると、自分がどういう言葉に触れるか、どういう言葉を忘れないでいるか、は結構重要なことかもしれません。
読書日記から始まって、そんなことをつらつら考えました。
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