《気になる》今こそアーレントを読み直す
ハンナ=アーレントは読んでみたいと思いつつ、未読のままです。同様の状態にあるのがシモーヌ=ヴェイユ。
どちらも女性である、というのが一番気になるところです。女性哲学者はそれだけで目立ちます。そしてただ目立つだけでなく、2人とも後世に残る仕事をしている。
読んでみたいと思いながら手を出していない理由は、何から読んだらいいかわからない、というのが一番大きい。あまり難しくなくて、著者の考えがよく見通せる本はどれか、というのはなかなかわかりません。
この本はアーレントの思想のガイドブックといえるでしょうが、思想を俯瞰して、そこから自分の興味が向いた本を読んでみる、というのもいいかもしれません。
文学でも哲学でもなんでも、「読みたいとは思ってるけど、未だに手を出していない」というものは、できるだけ減らしていきたいです。
今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)
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仲正 昌樹
講談社
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