《気になる》見えない都市
数日前からリチャード=ブローディガン「アメリカの鱒釣り」を読んでいます。これは訳者 (藤本和子) への興味から読み始めたものです。今1/3ほどを読み進んだところですが、言葉のリズムも文字のリズムもいい、読んでいて気持ちがいい文章です。
本文を読み始める前に、巻末にある柴田元幸「『アメリカの鱒釣り』革命」を読んだら、「(柴田元幸さんにとって)文庫化されるべき外国文学ベスト3」というのがありました。その3作品は「アメリカの鱒釣り (2005年文庫化)」「見えない都市 (2003年文庫化)」「百年の孤独」。わたしはどれも読んでいません。
「見えない都市」は、今年前半に読んだ董啓章「地図集」にも出てきました。「地図集」は「道に迷う楽しみ」を存分に味わえる本でした。
日々本をチェックしていますが、異なる本で同じ作品への言及に出会うことはほとんどないので、これもひとつのきっかけだと思って読んでみようと思います。
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アメリカの鱒釣り (新潮文庫)
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百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
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