投稿者: sazanami
《気になる》歌舞伎 家と血と藝
わたしは生の歌舞伎を見たことはまだありません。シネマ歌舞伎とスーパー一座のロック歌舞伎は見たことがあります。
名古屋でも歌舞伎の興行は定期的にありますが、なかなか機会に恵まれません。
そんな素人には、歌舞伎の世界は謎ばかりです。なぜ俳優が世襲なのか、もよく知りません。実際には養成所出身の人もいるようですが。この本のタイトルにあるように「家と血と藝」が中心にある世界では、それらを支えるために様々な駆け引きが行われてきたことでしょう。
実際に歌舞伎の舞台を見るときに、歴史を知っていることでより楽しむことができるかもしれません。その予習の本として、この本に興味があります。
《気になる》値段から世界が見える! 日本よりこんなに安い国、高い国
日本は総じて物価が高いといいます。実際には日本国内でも、物価には結構差があると思いますが。
例えばガソリン。学生時代の話ですが、東京在住で埼玉の大学に車で通っていた友人は、必ず埼玉県に入ってからガソリンを入れていました。それだけ埼玉のガソリンが安かったんですね。現在も安いかは不明ですが。
それはともかく、物の値段の決まり方は、案外わかりにくい気がします。需要と供給で決まるのが基本だと思いますが、それ以外にも様々な要素が絡んでくるでしょう。
この本では、そんなわかりにくい「ものの値段」を、他国との比較を通して知ることができそうです。
朝日新聞出版 (2012-11-13)
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《気になる》割合で覚える和の基本
料理を一定の味で作り続けるのは結構難しい。
わたしは実家が自営業で一家総出で働いていたので、小学生のころから料理は結構やらされました。しかし上手とは言えないorz 料理の基本を改めて習いに行きたいと思うこともあります。
最近は便利な「そうざいの素」が増えました。わたしもお世話になっています。簡単だし変わった味を色々試せるのもいいのですが、家にある基本的な調味料でちゃんと味を作れるようになるのが一番ですよね。
普段は短時間でぱぱっと料理を作ることがほとんどですが、それでもおいしいものが食べられるように、この本でおさらいするのもよさそうです。
《気になる》スペイン旅行記—カレル・チャペック旅行記コレクション
カレル=チャペックは「ロボット」と「ダーシェンカ」しかしりませんでしたが、旅行記も書いていたんですね。
数年前にスペインを旅行しました。バルセロナに降り立ち、バスで移動してマドリードから飛び立つというルートで、かなり安いツアーでしたが、楽しい旅でした。またいつか行きたいと思います。
チャペックが旅した時代と現在とでは、スペインもだいぶ変わっているでしょう。1週間ほどの旅行ではその国のことなどほとんどわからないとは思いますが、自分が感じたスペインと、チャペックが見たスペインを比べてみるのも楽しそうです。
筑摩書房
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余談
わたしが旅行したとき、日本からスペインへの直行便を飛ばしている航空会社がないと聞いて驚きました。現在もないみたいですね。
スペインなら行く人がそれなりにいそうですが、採算がとれるほどではないのでしょうか。
《気になる》体感する数学
「数学を体感する」のは、なかなか難しそうです。学校の授業は理論と演習ばかりで、そこから先には進みにくいので。
実際には、日常生活の中で数学は多く利用されているのですが。
でも実際は「あなたが使っている○○に数学の△△が応用されています」と言われても、ピンとこないでしょう。日常生活シーンに置き換えることができれば、数学へのイメージも変わってくるはずです。
数学をより身近に感じる本としては、物語として語る「数学はあなたのなかにある」がありますが、これとは違うアプローチで数学を身近に感じられそうです。
河出書房新社
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《気になる》鉄道ねこ 英国の駅舎に暮らす猫を訪ねて
鉄道と猫。最強の組み合わせかもしれません。鉄道には犬より猫が合うように感じるのは、なぜでしょう? たま駅長の影響でしょうか? 貴志駅に行ったことはありませんが。
イギリスの保存鉄道で暮らす猫を撮った写真集です。イギリスには保存鉄道がかなりあるようです。ロンドンを離れれば自然もたくさん残っているし、行くことがあったらこういう鉄道に乗り、猫を探す旅もいいですね。
新紀元社
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《気になる》図書館で調べる
学生時代はよく調べ物のために図書館に行っていました。実験レポートを書くために大学図書館にこもり、社会学のレポートのために県立図書館に通いました。当時通っていた県立図書館は、残念ながら閉館したようです。
文章の書き方やレポートの基本、図書館の利用方法は社会学の先生に教わりました。大学で学んだことで一番役に立ったのが、この先生から教えて貰ったことのように感じます。実際には無理ですが、もう一度授業を受けたいと思うくらいです。
自分にとっての図書館は「本を借り、新聞や雑誌を読むところ」です。それはずっと変わりません。でも実際は自分が何かを知りたいと思ったときに、強い味方になる場所です。
どうしても「調べる=ネット検索」になってしまいますが、何かを深く調べたくなったときに、この本が役に立ちそうです。
《気になる》残酷人生論
人生は確かに残酷かもしれません。生きていれば困難はいくらでも降ってきますから。しかしその残酷は、滑稽と紙一重であることも。笑いと叫びがよく似ているように。
いい年して時々「生きるのってめんどくさいなあ」なんて思うことがあります。その面倒の正体を知ること、それといかにつきあっていくかを知る手段の一つが哲学かもしれません。
池田晶子さんの本は「14歳からの哲学」しか読んだことがありません。「残酷人生論」は大人向けので「14歳〜」とは内容も雰囲気も異なるでしょうが、大人が面倒な人生を生き抜くためのヒントに出会えそうで、気になります。
トランスビュー
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「第二伊勢道路開通記念ウォーク」に参加しました
9月14日に開通する第二伊勢道路を歩くツアーに参加してきました。
自動車専用道路を歩く機会なんて滅多にないし、楽しそうだなと思って参加を決めました。
まずは近鉄で鳥羽まで。乗ったのはイベント列車「あおぞらII」。
乗る車両ごとに添乗員さんがつくのですが、ツアー旗にぬいぐるみがついていました。これは添乗員さんごとに違っています。大規模なツアーだとこうやってグループの目印にするんですね。
ツアー参加者は大阪と名古屋から、2,000人以上だったそうです
鳥羽に着いたらバスで白木駅そばの第二伊勢道路入口へ。ここからそれぞれのペースで歩きます。
スタート地点ではノルディックポールのレンタルがありました (今回は利用せず)。
コースはほとんどトンネルの中です。トンネル内を歩くのは初めてです。
大勢の声が反響してホワイトノイズのように聞こえました。
今回はハイキングの服装で、飲み物とおやつを持って行きました。
おやつを1つにまとめ、広げる場所を考えなくてもいいように、包装をあけてタンブラーに詰めました。
飲み物は保冷バッグに、保冷剤を兼ねた冷凍こんにゃくゼリーとともに入れて行きました。こんにゃくゼリーは当然食べます。
約5.5km、大部分がトンネルのウォーキングでしたが、歩くことができない場所を歩き、楽しいひとときを過ごすことができました。
今度は自動車で走ってみたいものです。
《気になる》天空のビバンドム
表紙の赤と緑に惹かれました。くすんだ色合いに不思議なキャラクター。そして「『物語』についての物語」であることも気になります。
物語はとても魅力的だけど、物語そのものについて物語るとなると、一体どんな表現になるのでしょうか。
BDはパコ=ロカ「皺」くらいしか読んだことがありませんし (これも正確にはBDと言っていいのかどうか)、BD作家や作品についてはほとんど知りませんが、せっかくなので気になるものから読んでみたいと思います。
小学館集英社プロダクション
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余談
「ビバンダム」というキャラクターがいます。わたしはこれをつい最近まで「ビビデバンダム」だと思っていました。