投稿者: sazanami
[share] 粒でできた世界
タイトルの「粒」は、原子のことです。
この世に存在するものは、すべて原子からできています。まさに世界は粒でできている。
高校の理科Iの教科書に、何かの電子顕微鏡写真が載っていました。結構大きい分子で、黒い背景に原子が白くおぼろげに見えているものでした。
見えないものが写真になっている、非常に不思議に感じたものです。
表紙の絵はとてもかわいらしいけど、この絵で原子の世界がどう表現されているのでしょう。気になります。
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[share] 教養としてのプロレス
わたしは著者のこともプロレスのことも知りません。しかしこの本には妙に惹かれます。
現実世界での諍いでもネット上の論争でも「結局プロレスじゃないか」という言い方をされることがあります。
その「プロレス」が指しているものは「筋書きが決まっている」「茶番」あたりなんじゃないかと思います。別にこれらが悪いわけじゃない。茶番だって徹底していれば面白い。わかった上で楽しむのも1つの方法ですからね。
これまで考えたことのない物の見方に出会えそうで、気になります。
[share] カーブキッチンバサミ
昼休みに職場のテレビに映っていた日テレ系「ヒルナンデス」で、フードコーディネーター (名前失念) が「こればっかり使ってます」と言って紹介していたキッチンばさみです。
彼女がこれ1本で、皮付きの鶏もも肉をさばき、鰺もぜいご取りから開くのまでやっていて、使いこなせたら色々はかどりそうだなぁと思ったのです。
現在使っているキッチンばさみはもらい物で、重宝はしているのですが、包丁代わりにまではならないのです。
プロが使っているからそれだけ鮮やかにできる、ってのはあると思いますが。
テレビで紹介された商品を「ほしい」と思ったのは初めてかもしれません。
[share] プリティ・モンスターズ
最初タイトルに惹かれたのですが、Amazonを見たらイラストをショーン=タンが描いているようです。
「プリティ」と「モンスター」って、真逆の存在のように感じます。だからこそ「プリティ・モンスターズ」は最強の存在だと感じます。かわいくて怖いもの。恐ろしいのに、とても惹きつけられる。
表題作は少女たちの奇妙な友情がテーマのようです。プリティ・モンスターズたる少女たちに、どんな物語が広がるのか。気になります。
iPhone6購入
iPhone6を使い出して数日経ちました。手が小さくてiPhone5すら「ちょっと大きい」と感じていたので、操作がスムーズにできるかどうか心配でしたが問題ありません。片手での操作を諦めたせいもあると思いますが。
そして5はiOS6のまま使っていたこともあり、新しいUIには慣れきっていません。
10年近くauを利用してきましたが、6の購入に合わせてIIJ mioに乗り換えました。
乗り換えのスケジュールは
- 6が発表されて2日後に、appleサイトで予約
- 発送日が決まったところでauに電話し、MNPの手続きをする
- IIJ mio申込
- 6が到着
- SIMカードが到着
という感じです。
通信会社の変遷は
- 4はソフトバンク(auのガラケーとの2台持ち)
- 5はau
- 6はIIJ mio
となりました。
2年縛りがなければ、そのまま5を使い続けるつもりでした。6はとりあえず2年以上使う予定です。
[share] 戦略的、めんどうな人の動かし方
面倒な人、いますね。
同僚でも上司でも、そういう人に当たってしまうと頭の中で「ああ、うざい」を繰り返す羽目になります。その結果疲れてしまうのはなんか嫌ですね。
定期的な異動がある職場なので、面倒な人がそばにいる場合、最初に考えるのは「早く異動しないかな」なのですが、それを待っているだけでは何の解決にもならないのは確かです。
ストレスをためないためにも、この本で面倒な人にどう対応するかチェックし実践してみたいです。
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[share] <肖像>文化考
「肖像」を大辞林で調べると、こんな風に書いてあります。
この本で取り上げている「肖像」は、写真や広告も含めたもっと広い範囲に及びます。「似姿」が一番近い言葉かもしれません。
自分にとってもっとも身近な肖像は、職場IDカードの写真のような気がします。
それを首から提げている本人と写真を見比べてしまいます。髪型が違っていたり、変にかしこまった表情をしていて、両者の雰囲気が違う人が結構多い。
写真につい目が行ってしまうのは何故でしょう。
この本で「肖像」と人との関わり、そしてそれに惹かれる理由がわかるかもしれません。
余談
数年前、あるお宅を訪ねました。
そこは戦前の大地主で、昔ながらの豪農の家に住み、仏間の上部には先祖代々の写真が額装されて飾られていました。「こういう家を見たの何十年ぶりかも」と思いました。
古い豪農の家も先祖代々の写真も、今や絶滅危惧種かもしれません。
[share] ざわめく心の静め方 —やすらぎに出合う毎日の習慣—
気持ちがざわついて、居心地の悪さを感じることがよくあります。原因は様々で、それがはっきりわからないことも。
ざわつきは静かにエネルギーを奪っていくので、できるだけ平静に過ごしたいものですが、明鏡止水の状態にはほど遠い。
この本の著者は、曹洞宗の僧侶にして作庭家・大学教授でもあります。彼が説く「心のざわめきを静めるヒントは、禅の考え方の中にある」という言葉。禅というと、高度なことを求められそうですが、実際にはシンプルでわかりやすいもののようです。
毎日穏やかに過ごし、やるべきことをちゃんとやるためにも、ざわつく気持ちをうまく抑えられるようになりたいものです。
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[share] バンヴァードの阿房宮: 世界を変えなかった十三人
タイトルの「世界を変えなかった」が気になりました。
有名になったり歴史に名前が残る人は、何かをやって成功した人であることがほとんどだと思います。しかし成功した人と同じことをしたけど失敗した人、成功したはずなのに、周囲に認識されなかった人もいるはずです。生前の評価は高かったのに、死とともに忘れ去られる人もいますね。
世界を変えない人は、変える人より圧倒的に多いです。多いからこそ、変える人を圧倒する存在感を持つ人もいるに違いありません。
取り上げられた13人は一体どんな人たちなのか、気になります。
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[share] 無人島セレクション Desert Island Selection
「無人島に行くとしたら何を持って行くか」。定番のお題です。雑誌エッセイの題材から酒場の与太話まで、どれだけ語られてきたことか。
軽い話題ではありますが、自分にとって何が一番大事かを考える、よい質問ではあると思います。
この手の質問で、一番印象に残った答えは安井かずみの「ビューラー」です。
この本は、18人の男性に「無人島に持って行くレコード1枚、映画1本、本1冊は何か」を聞いたものです。浅井愼平とか椎名誠の「いかにも」な人からちょっと意外な人まで。
それぞれが何を考えてどんなものをを選んだのか。気になります。
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