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《気になる》魔術師たちと蠱惑のテーブル

ナポレオンズの背の高い方、ボナ植木の初小説。
実は雑誌記事でこの本を見るまで、ナポレオンズの2人の名前を知りませんでした。

マジシャンが書いた小説って、どんなものだろう。どんな小説にも仕掛けはあるけれど、仕掛けのプロたるマジシャンが小説にどんなものを仕掛けたのだろう。
小説の仕掛けが想像力に対してかけられるものだとすると、マジックの仕掛けは視覚にかけられるものだといえるかもしれません。
文字を追いかけながら、仕掛けがマジックを見るように目の前に立ちのぼってきたら。
小説の「読む楽しみ」に加えて、マジックの「だまされる楽しみ」で、とても楽しいだろうなぁ。

 

魔術師たちと蠱惑のテーブル
ボナ植木
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