月別: 2014年8月

[share] 蟲の神

巨大な蚊がこちらに飛びかかってきそうな勢いで描かれています。怖い。でも足が4本しかないから蚊ではないのか? などとくだらないことも考えてしまいました。
エドワード=ゴーリーという作家は知りませんでした。Amazonで作品を検索してみると、絵本にしては結構怖い感じの作品が多い。大人向けの絵本を生み出した人、なんですね。

ちょっと怖い感じはするけれど、妙に惹かれるものがある絵本です。

 

蟲の神
蟲の神

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エドワード ゴーリー
河出書房新社
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[share] 「好き嫌い」と経営

「好き嫌い」と「経営」って、なかなか頭の中で結びつきません。好き嫌いにこだわっていたら、経営なんて現実できなことは成し遂げられないように感じるからです。
しかし人間、好きなことはできても嫌いなことはなかなかやれないもの。「何をやるか」と考えた時に、進んで嫌いなことをやる人は多くないでしょう。

この本は、14人の経営者と著者との「好き嫌い」にまつわる対話をまとめたものです。登場するのはメディアにもよく登場する有名経営者ばかり。一体どんな話が飛び出すのか、気になります。

 

「好き嫌い」と経営
「好き嫌い」と経営

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楠木 建
東洋経済新報社
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[share] Memo Elephant

象の形をしたホワイトボードです。これは職場の机に欲しい。
「昼休み」とか「研修」とか「帰宅しました」とか書いておくのによさそうだし、一言だけメモしたい時にも使える。
わたしは電話を受けた時など、要点だけまず走り書きし、それから取り次ぎ用紙に清書します。メモは大体一言二言で、清書したら消しゴムをかけてしまいます。今のやり方で困ることはないのですが、平面メモより立体に書いた方が楽かも。

実用的だし、置いてあるとちょっと楽しそうですね。

 

 

[share] 勉強法の科学——心理学から学習を探る

かつて学校で勉強していた時のことを思い返すと、実際に効果があったかより「がんばった気になったか否か」に重きを置いていたように感じます。
苦手なことを「がんばればなんとかなる」的な考えで乗り切ろうとしていたり。
がんばることも大切だけど、それ以上に大切にすべきは「きちんと成果を上げられるのか」なんですよね。
「努力するより工夫する」とは、津村記久子+深澤真紀「ダメをみがく—“女子”の呪いを解く方法」に出てくる考え方ですが、勉強にも同じことがいえますね。

必死に勉強していた時期に、その辺りを冷静に捉えられていれば、もっと成績が良くなっていたかもorz
せめてこれから勉強する時には、ちゃんと成果を上げられるようにしたいものです。

 

勉強法の科学——心理学から学習を探る (岩波科学ライブラリー)
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ダメをみがく—“女子”の呪いを解く方法
津村 記久子 深澤 真紀
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NHKあさイチの書店特集を見た

8月8日に放映された、NHK「あさイチ」の冒頭特集「こんなところに おっ!?本」を録画して見ました。
「あさイチ」を見たのは初めてです。

 

紹介された書店については↓をご覧ください。
プレミアムトーク 若田光一 【番組冒頭】こんなところに おっ!?本|NHK あさイチ

 

紹介された書店で行ったことがあるのはLIXILブックギャラリーだけです。ここは楽しい場所です。建築にはあまり詳しくありませんが、それでも結構長時間楽しめました。

確かに最近、本以外のものを扱っている書店、書店ではないところで本を販売するケースが増えている気がします。
イオンモール内のブティックでも、ブックコーナーを設けている場所があります。わたしが行ったことがある場所は、幅允孝さんセレクトの本を置いていました。ブックコーナーがあると、コスメフロアでもブティックでも、確かに店の雰囲気は変わります。何故かはわかりません。不思議です。

ここで紹介されていたマルベリーフィールドみたいなブックカフェも増えてますね。
ここはまず、カフェとして経営が成り立つ場所だったからこそ、ブックカフェとしてやっていけるんだろうな、どんな書店でも、ただカフェを併設すればいいってもんでもないだろうな、と思いましたが。

コーナーの最後に「青木まり子現象」への言及があったのが驚きです。口火を切ったのは井ノ原快彦。番組スタッフだけでなく、プレミアムトークに登場した若田光一さんも感じたことがあるとのこと。
それについて有働由美子アナウンサーが「今年一番のびっくり」と言っていたのが印象的でした。

10分弱でしたが、楽しい特集でした。

 

[share] 米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす

なんか似たタイトルの本を見たことがあるな、と思ったら「英国一家、日本を食べる」でした。

著者はどちらもフードライター (ジャーナリスト)、ある程度の期間家族で日本に滞在して、色々食べているのは同じですね。
違いがあるとすると、「米国人一家」は中野のアパートに住んで普通の日本食を食べていて、「英国一家」は日本中を食べ歩き、高級店にも行っている、というところでしょうか。(Amazonの内容紹介を比較しました)

どちらも面白そうですが、アパートに住んで生活し、ありふれた店に行っている「米国人一家」の方に興味があります。
両者を読み比べてみると、視点や味覚の違いがわかって面白いかもしれませんね。

 

米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす
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英国一家、日本を食べる(亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)
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[share] ぷくぷく、お肉

ぷくぷく。なんと蠱惑的な響き。

食べ過ぎの挙句ぷくぷくになってしまうのは悲しいけど、しかしこの響きで口の中に唾液がわいてくるのは止められません。
32人が肉を食いまくり、そして語ります。
収録されている作品の中で読んだことがあるのは、向田邦子「味噌カツ」と内田百閒「牛カツ豚カツ豆腐」の2編だけですが、皆さんどんな肉をどんな風に食べているのか、非常に気になります。

空腹時に読んではいけない本かも。

同じシリーズに「ずるずる、ラーメン」もあります。わたしはラーメンは好きではないけど、こちらも気になります。

 

ぷくぷく、お肉 (おいしい文藝)
阿川 佐和子 開高 健 東海林 さだお 吉田 健一 神吉 拓郎 四方田 犬彦 吉本 隆明 古川 緑波 園山 俊二 三宅 艶子 佐藤 愛子 平松 洋子 井上 荒野 色川 武大 村上 春樹 赤瀬川 原平 池波 正太郎 馳 星周 町田 康 川上 未映子 阿川 弘之 内館 牧子 菊地 成孔 邱 永漢 久住 昌之 向田 邦子 島田 雅彦 檀 一雄 伊丹 十三 内田 百けん 山田 太一 角田 光代
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ずるずる、ラーメン (おいしい文藝)
椎名 誠 宮沢 章夫 川本 三郎 角田 光代 池上 永一 吉村 昭 津村 記久子 久住 昌之 町田 康 島本 理生 内澤 旬子 内館 牧子 東海林 さだお 村松 友視 千葉 雅也 林 静一 丸山 健二 片岡 義男 池部 良 丸谷 才一 北 杜夫 開高 健 古波蔵 保好 荒木 経惟 馳 星周 藤子・F・不二雄 藤子 不二雄A 森下 典子 曽野 綾子 沢木 耕太郎 吉本 隆明 江國 香織 石垣 りん
河出書房新社
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余談
向田邦子「味噌カツ」は、愛知県民に非常に受けがいい。味噌カツの話題になった時に話すと、ほぼ間違いなく相手の目が輝きます。

 

[share] 弱者の戦略

強者が強者でいられるのは、弱者がいるからこそなんですね。
強者は強いから生き残れるけど、弱者はどうするのか。
とにかく増えることで生き残っているのが鼠やうさぎだと思います。自分が思いつく「弱者の戦略」はこの程度ですが、地球全体を見ると、こちらが思いもつかないような方法で生き残っている種も多いはずです。
圧倒的多数である弱者がいかに生きのびているのか。気になります。

 

弱者の戦略 (新潮選書)
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[share] 桜は本当に美しいのか: 欲望が生んだ文化装置

桜の花はきれいですね。きれいですが、わたしは同時に怖いと思ってしまいます。花だけが樹いっぱいに咲くのをそう感じてしまうのだと思います。
桜の樹の下には」や「桜の森の満開の下」に書いてあることは、もしかしたら本当かも、と思えてしまうのも、桜の持つ一種の魔力なのかもしれません。

以前美術史の教師が、授業で「美はイデオロギーだ」と言っていたのが印象に残っています。確かに何が美しいかは時代によって変わります。桜が美しいものとなる過程でどんなことがあったのか、気になります。

 

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[share] 塩の世界史 – 歴史を動かした小さな粒

歴史を動かしてきた食べものは沢山あると思いますが、塩はその最たるものでしょう。生命維持に不可欠で、代用が効かないから。それだけでなく、食物の味の基本であり、気をつけないとどんどん濃い味に慣れてしまう点は嗜好品に近いかもしれません。
かけがえがなく複雑な物質である塩を巡って、歴史上どんなドラマが展開されてきたのか、気になります。

 

余談
日本だと「食塩 = 海塩」というイメージが強いけど、世界的には岩塩が主流らしいですね。
映画「いのちの食べ方」に岩塩の採掘場が出てきたのですが、ちょっとしたSF映画のようでした。
「いのちの食べ方」はかなりおすすめの映画です。機会がありましたらぜひどうぞ。

 

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いのちの食べかた [DVD]
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