カテゴリー: 書評

[share] READING EDiT 本読むエディット

スケジュール帳のEDiTに、読書ノートなんてあるんですね。

 

EDiT デイリープランナー エディット | MARK’S DIARY | EDiT2015

 

わたしは本からの抜き書きはやっていますが、読書ノートをつけたことはありません。買った本・読んだ本の記録はメディアマーカーでつけています。読んだ本の一部は、このブログの題材にしています。
今デジタルで記録していることを1冊にまとめたのがこのノートですね。

このノートの「読書リスト」に一番興味があります。具体的な日付ではなく、1年の流れで何をいつ読んだか書いていくと、今までとは分からなかった、自分の興味のあり方が見えてくるかもしれない。
デジタル記録は続けつつ、期間を区切ってこういうノートを書いてみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

余談
先日見かけたbotの言葉

 

自分の読書スタイルって、これが一番近い気がしました。

 

[share] 塩の世界史 – 歴史を動かした小さな粒

歴史を動かしてきた食べものは沢山あると思いますが、塩はその最たるものでしょう。生命維持に不可欠で、代用が効かないから。それだけでなく、食物の味の基本であり、気をつけないとどんどん濃い味に慣れてしまう点は嗜好品に近いかもしれません。
かけがえがなく複雑な物質である塩を巡って、歴史上どんなドラマが展開されてきたのか、気になります。

 

余談
日本だと「食塩 = 海塩」というイメージが強いけど、世界的には岩塩が主流らしいですね。
映画「いのちの食べ方」に岩塩の採掘場が出てきたのですが、ちょっとしたSF映画のようでした。
「いのちの食べ方」はかなりおすすめの映画です。機会がありましたらぜひどうぞ。

 

塩の世界史(上) - 歴史を動かした小さな粒 (中公文庫)
マーク・カーランスキー
中央公論新社 (2014-05-23)
売り上げランキング: 4,801

 

塩の世界史(下) - 歴史を動かした小さな粒 (中公文庫)
マーク・カーランスキー
中央公論新社 (2014-05-23)
売り上げランキング: 14,523

 

いのちの食べかた [DVD]
いのちの食べかた [DVD]

posted with amazlet at 14.08.02
紀伊國屋書店 (2008-11-29)
売り上げランキング: 17,798

 

ファミリーマートで「ためし読み」冊子を発見

ファミリーマートの雑誌売り場をつらつら見ていて、こんな冊子を見つけました。雑誌「ダ・ヴィンチ」おすすめの本を集めたものです。

 

そういや「ダ・ヴィンチ」ってちゃんと読んだことがない
そういや「ダ・ヴィンチ」ってちゃんと読んだことがない

 

1冊あたり4ページ、書籍の紹介と本文2ページ、その出版社の広告で構成されています。
ほとんどがビジネス書・自己啓発書で、まんがや料理本も含まれています。
コンビニのような限られた書籍コーナーで、おすすめ本をさらっと紹介するにはいい方法ですね。

最後に掲載されていた、「なんでも自分で修理する本」というのが面白そうです。残念ながらそのファミリーマートでは置いていませんでした。

こういう冊子で、新刊小説の書き出しだけを集めたのがあったら欲しい。「今月の***社新刊小説書き出し集」みたいな感じで。

 

増補新版 イラストだから簡単!  なんでも自分で修理する本
片桐 雅量
洋泉社
売り上げランキング: 8,723

 

 

[share] 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

確かにタイトルにあるような状況に陥ることがありますね。
かつて残業の多い仕事していた頃は、退社後に食事をしようとするとチェーン店ばかりになり、現在なら休憩に入る喫茶店の類が、ほぼそんな感じです。たまに一人で食事、となっても同じ。

寂しい、つまらないと言えばそうかもしれない。しかし、チェーン店には妙な安心感もあるように感じるのです。
何故そんな風に感じるのでしょう。この本を読んだら、その理由がわかるでしょうか。

 

気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている
村瀬 秀信
交通新聞社
売り上げランキング: 21,130

 

[share] 今こそ読みたい児童文学100

児童文学は小学生までが対象のもの、という印象があります。
わたしは中学生になってから本を読み出したせいもあって、児童文学をほとんど読んでいません。なので「定番のお話」でも知らないものが多くあります。

以前「児童文学者は大変だ。哲学や社会などについて、すべてを児童文学一つで子供に分からせなくてはならないから」といった趣旨の記事をどこかで読みました。
確かに哲学だの社会学だの法学だの、と子供にいっても通じない。でも世の中にある様々なことを伝え分からせる必要はある。そのために児童文学が存在する面はあるのかもしれません。

子供のための本を大人の目で読むと、思わぬ発見があるかもしれません。
この本は、自分が読んでこなかった児童文学と出会うガイドブックとしてよさそうです。

 

今こそ読みたい児童文学100 (ちくまプリマー新書)
赤木 かん子
筑摩書房
売り上げランキング: 13,315

 

本の楽園で遊ぼう!〜川原泉の本棚・川原泉の本棚2

数年前に買って、本棚の奥深くで眠っていた本。年末の大掃除中の本棚整理で発掘しました。
一度読んでいるのに、内容はすっかり忘れていました。

続きを読む

タグ :

これは確かに賛否両論だと思うけれど〜エゴイスト

浅田マコトさんのデビュー作。一気に読んでしまいました。
恋愛も親子愛も出てくる。しかしここに書かれているのは、そんな手垢の付いた言葉ではなかなか表現しづらい愛です。

続きを読む

タグ :

Macから離れたところでも、読んで役に立つかも〜MacPeople2011年1月号を読んで #rvpl

先月に引き続き、レビュープラスさんよりMacPeople2011年1月号を献本いただきました。ありがとうございます。

続きを読む

タグ :

MacPepleとともに自分を振り返る〜MacPeople12月号を読んで #rvpl

今回レビュープラスさんからMac People (マックピープル) 2010年 12月号
(創刊15周年記念号) を献本いただきました。ありがとうございます。

続きを読む

タグ :

「思考の骨格」を作る本〜高校生のための批評入門

以前「高校生のための文章読本」という本を読みました。「高校生のための批評入門」は、文章読本と同じ「高校生のための三部作」の一冊です。文章読本を読んだあとに残りも読んでみようと思って手に取りました。
※高校生のための三部作:「高校生のための文章読本」「高校生のための批評入門」「高校生のための小説案内

続きを読む

タグ :