2010年の10冊 #10books2010
2010年に読んだ本から、よかったものを10冊選んでみます。
順位はつけず、感じたことでおおざっぱにカテゴリ分けしてみます。
美しさに心打たれる
「まっくら、奇妙にしずか」は絵の美しさに、「アフリカの日々」は描写の美しさに。
どちらも「なぜこんなに美しいのか」と驚かずにはいられなかった。
河出書房新社
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晶文社
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「自分」について改めて考えるきっかけになった
最近の自分にとって大きなテーマが「いかに自分を向き合うか、いかに自分自身を保つか」なのですが、「考えすぎない生き方」「「普通がいい」という病〜「自分を取りもどす」10講」はそれに対して大きなヒントと鳴った本です。特に「「普通がいい」…」は、自分が普段使っている言葉の意味について、改めて考えるきっかけにもなりました。
「グズの人にはわけがある」「ストレスフリーの仕事術」は、曲がりなりにもGTDを始めるきっかけになった2冊。「グズの人にはわけがある」はGTDの本ではありませんが、自分が抱える問題を改善するためにGTDが役に立つかもしれない、と気づくきっかけになりました。
講談社
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文藝春秋
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二見書房
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驚きがもたらされた
この2冊から受けた衝撃はは言葉にならない。読んでよかったと本当に思う。
「夜と霧」は新訳を借りて読んだのですが、機会があったら旧訳も読んでみたいです。
「食魔」は食べるという人間の業を真正面から受け止めたような小説群。「これはすごいものを読んだかもしれない」と思った。「エゴイスト」は、愛情のあり方について考えさせられました。
講談社
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この中からベストを選ぶとすると
「まっくら、奇妙にしずか」と「食魔」ですね。
来年からは、これまであまり読んでこなかった哲学や文学の古典 (特に外国のもの) を中心に、ちゃんと読書ノート・抜き書きノートを作りながら時間をかけて本を読んでいこうと思っています。
今、手元にアフリカの日々があります。
まさしく今から、読もうとしているところです。
いつも素晴らしい本への出会いをありがとうございます。
これからもよろしくお願いしますね!!
こちらこそ、いつも良い本をご紹介いただきありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします!!