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《気になる》てにをは辞典
先日参加した某セミナーで、おすすめ辞典として紹介されました。「ひとつ上の文章表現をめざす『書く人』のための辞典」です。
言葉の意味を並べた従来の辞典とは違い、「どの語とどの語が結びつくか」がひたすら列挙されています。
見本ページはこちら。
文章を書くにあたって正確な言葉遣いをすることはとても大切ですが、何をどう表現するかも同じくらい大切です。同じことを書くにしても、言葉のつなぎ方ひとつで印象はかなり変わります。今このブログに書いている短い文章でも、表現をどうしたらいいか迷うことはよくあります。
書くための「相棒」として頼りになり、そして単なる読み物としても楽しそうな辞典です。
《気になる》随筆 辞書を育てて
中学校の入学祝いに、伯父から岩波国語辞典第三版をもらいました。最新は第七版でしょうか。以来ずっと、この辞書を使っています。高校時代はこれと英和辞典を鞄に詰めて通学していたという。
最近はiPhoneアプリの大辞林を使うことが増えて、紙の辞書を引くことは減りました。しかしやはり自分にとって一番なじみのある国語辞典はこの岩波国語辞典であることには変わりありません。
「適当にページを開いて、そこにある項目を読む」という楽しみは、電子版辞書ではなかなか味わえないと思うのです。「適当にページを開く」のと「ランダムに項目を表示する」は、個人的に似て非なるものだと思うのです。
この本の著者は、岩波国語辞典の編者です。自分には一番なじみ深い辞書編者ですね。辞書を作る人はどのようにして言葉と向き合ってきたのか。楽しい話が読めそうです。
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大辞林 2.3(¥2,500)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
販売元: 物書堂 – MONOKAKIDO Co. Ltd.(サイズ: 130.7 MB)
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