月別: 2014年5月

[share] ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚

今年100周年を迎えた宝塚歌劇団。わたしは生の舞台を見たことはありません。NHKの舞台中継を1〜2回見たことがあるくらいです。
わたしはファンではありませんが、はまる人の心理はわかる気がします。はまるなら、徹底した夢の世界にはまりたい。

とかく「女の世界」と言われる宝塚にも、結構男性が関わっているんですね。劇団内部で運営に当たる人だけでなく、タカラジェンヌの家族だって、関係者といえますね。
その男性たちを題材にした小説、どんな内容なんでしょう。気になります。

 

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[share] 遁走状態

「すべてを投げ捨てて遁走したい」と考えたことがある人は多いでしょう。自分が持っているもの、自分を取り巻いているものをすべてぶん投げて走り去ることは、どれだけ気持ちいいだろうか。
しかし自分が遁走される、投げ捨てられる方だったらどうでしょう。これは嫌ですね。しかも、遁走していくのが日常そのものだったら。後には何が残るのか、考えるだに恐ろしい。

この本は「日常は彼方に遁走」してしまったような悪夢を集めた短編集です。
実際、生きている以上日常から逃れることはできません。死ぬまでつきまとわれることが決まっているのだけど、それが消えたらどうなるのか。
非常に怖そうだけど、だからこそ読んでみたい。

 

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[share] 図説朝食の歴史

朝食、食べてますか?
わたしは必ず食べます。子供の頃、寝坊してもなんでも必ず朝食を食べさせられたせいかもしれません。
食欲がない時でも、必ず何か一口は押し込みます。食べないと、午前中は半分寝ているような感じになるからですが、気のせいかもしれません。一口でそこまで効率が変わるものなのかは不明です。
ちなみに今朝は野菜ジュースとヨーグルト、バタートーストでした。

歴史には全然詳しくありませんが、人間が決まった時間に食事を取るようになったのは、農耕が始まってからなのでしょう。
1日のメインの食事は夜であり、朝食は重要視されないケースが多いかと思います。
でもあらためて、重要視されなくても現代まで続いてきた歴史をたどると、意外なものが見えてくるかもしれません。

 

図説朝食の歴史
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[share] 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

無印の方眼ノートのことを書いた直後に見つけた本で、単純に「へえ〜〜っ」って思いました。わたしはこの本の惹句にあるものすべてと無縁ですが。1冊の本のテーマになるほど方眼ノートの愛用者がいること自体に驚きました。

あくまで自分勝手なイメージですが、横罫ノートは「記録を取る」ことに向いていて、方眼ノートは「考える」ことに向いているように感じます。横罫なら座標は1本、方眼なら2本になる。2本ある方が、考えを広げやすいからかも。
わたしは単に好きなように書けるから愛用しているだけですが、他の人がどんな風に方眼を使っているのか興味がわいてきました。

 

頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
高橋 政史
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余談
似たようなノートにドット付横罫がありますが、わたしはうまく使えませんでした。やっぱり方眼がいいと思います。

 

[share] 大阪万博: 20世紀が夢見た21世紀

大阪万博は、わたしが生まれる前に開催されました。万博記念公園にも行ったことがありません。
これまで日本では、何度も万国博覧会が開催されていますが、一番多く取り上げられるのが大阪万博なんですね。
それが何故なのか、わたしにはピンと来ません。

この本は、「万博本の決定版」とも言える、当時の写真と史料を詰め込んだものです。
これを読めば、謎が解けるでしょうか。

わたしはつくば万博と愛知万博は行ったことがありますが、後者はあまり印象に残っていません。
愛知万博開催時は、この辺のテレビ局は毎日情報を流していたし、愛・地球博記念公園にも行っていますが、それでもつくば万博の印象が強いのは、経験した年齢によるんでしょうかね。

 

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[share] おじさんの哲学

この本の「おじさん」は、叔父のことです。

わたしには伯父はいても叔父がいません。でも叔父が持つ、父や兄とは違う独特の立ち位置は想像がつきます。
叔父はそれほど構えずに、つかず離れずの関係を保ちやすいような感じがします。「真上」ではなく「斜め上」の存在で、押さえつけられる要素が少ないからでしょうか。これは自分の伯父が昔の家長然とした人だから、そう感じるのかもしれません。

 

おじさんの哲学
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無印良品の方眼ノートが復活してくれて嬉しい

久々に無印良品に行ったら、昔よく使っていた方眼ノートが復活していました。使う予定もないのに、つい買ってしまいました。

 

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以前販売されていた時は、ノートは本当にこれしか使っていませんでした。
わたしは大きな字を書くので、よくある横罫のノートが苦手です。意識しないで書くと罫からはみ出るし、2行にまたぐのも書きにくい。罫に収まる大きさで書こうとするのも、ちょっとしたストレスになる。
この方眼ノートは縦でも横でも好きなように書けて、「この幅に納めねば」というストレスを感じない。しかも崩れすぎない。
わたしには「一番書きやすいノート」なのです。

 

こういうのが一番使いやすい
こういうのが一番使いやすい

 

なので、いつの間にか姿を消した時は、結構がっかりしたのです。

無印良品には、ドット方眼の小さめサイズノートも出ていますが、大学ノートサイズの方眼が復活してくれたのが本当に嬉しい。

 

[share] あまりにも騒がしい孤独

昨年読んだ、ラジスラフ=フクス「火葬人」と同じシリーズに入っている本です。
タイトルが非常に気になります。
「騒がしい」と「孤独」は、両立しないもののように感じます。しかし一見対立しているものも、突き詰めていくと似たようなものになってしまう、ということがあるかもしれません。

このタイトルを知って思い出したことがあります。
ある作家がアラスカに降り立った時の話です。
そこはまったくの無音だったのだけど、静かだと感じた時間はわずかで、じきに騒音の中にいるのと同じような精神状態になったそうです。
もちろん「静寂」と「孤独」は違うものですが、孤独を突き詰めると、周囲を多数の人に囲まれたような、うっとうしい状態になるという可能性はある気がします。根拠は何もありませんが。
多くの人に囲まれ、楽しんでいるようであっても、そういう状況だからこそ深い孤独を感じてしまう場合があるように。

 

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火葬人 (東欧の想像力)
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[share] 知識人99人の死に方

20年ほど前に読んだ本です。先日webの紹介記事を見かけて、「あ、まだ売ってたんだ」と思いました。
タイトル通り、99人がどんな原因でどのように死んでいったか、をまとめたアンソロジーです。
「知識人」というと、一般的には学者とか作家が思い浮かびますが、この本では政治家や俳優、歌手も取り上げられています。確かトップが手塚治虫です。
99本の記事は大部分が無署名で、署名記事は少ないのですが、印象に残っているのが猪瀬直樹による三島由紀夫に関する文章です。
三島由紀夫の割腹自殺は大きな衝撃を持って受け止められましたが、猪瀬直樹自身は自殺に微妙な感情を抱いたようです。その感情について、三島の人物像を追いながらたどっていく趣向の文章でした。

読んだこと自体をほとんど忘れていたような本と、ふとしたきっかけで再会することがあります。
本に呼ばれたのかもしれません。そういう呼びかけには、ちゃんと応えた方がいいでしょうね。

 

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[share] 脳の中の時間旅行 : なぜ時間はワープするのか

わたしたちの人生は、時間に支配されています。速度は一定なのに、感じ方はそのときによってまるで違います。
年を取ると1年がどんどん早くなるなんてことも言いますが、実際はそのときそのときによって流れ方は違っていますよね。

時間の流れ自体は目や耳で認識できるものではないけど、脳が認識するからこそ感じることができるわけです。
じゃあ何故脳が認そんなことをできるかは、全然知りません。

時間とは一体何なのか、気になります。

 

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