カテゴリー: Lifehack
「ブログゼミ」申し込みました
「シゴタノ!」さんのブログゼミに申し込みました。会場受講ができないのでメール受講です。
このブログを始めて8ヶ月、前身の「貧民夜想會 旧館」から約2年半。つらつら書いてきていますが、もう少しいろいろなんとかしたいと思っているので受講することにしました。
やりたいことをできるように、長く続けるためにもやってみよう
GTDは意外に身近なものだった〜ストレスフリーの仕事術
今頃読んでいるのか、と言われそうですが。
この本を読む前から、GTDという言葉は知っていました。「なんとなくこんな風なことをやるらしい」ということも。でもGTDを自らやろうと思ったことはなかったし、別に自分に必要ないとも思ってました。GTDを実践している方を見て「これは高度に知的な労働をしている人の物なんだろう」と思っていたからです。
ところが先日、「グズの人にはわけがある」という本を読んで、GTDに引き寄せられました。
この本にあるグズ (先のばし癖) の6パターンのうち、「夢想家タイプ 」の先のばし癖克服法に
- たいせつなプロジェクトを計画するときは、必ず書面にして、スケジュールを立てる
- 仕事用に1つ、家庭・プライベート用に1つ大きなカレンダーを用意し、だいじなできごと、期日や課題をわかった時点ですぐに書き込む。両方のカレンダーを1日2回(朝と晩)以上はチェックして各出来事、期日や課題が達成されるたびに消していく
- 毎日「すること」リストと「考えること」リストを持って行動する
などが提案されていて、これってGTDというものに似ているのではないかと思ったのです。「高度に知的な労働をしている人の物」と思っていたけど、意外と自分の生活にも使えそうな気がしてきました。
GTDとはなんでしょう。わたしは「見えない敵を見える敵にする手段」「敵の正体を知る手段」だと思いました。
ここで言う「敵」とは、自分自身の悩みかもしれないし、やりかけの仕事かもしれない。悩みもやりかけの仕事も、「自分自身の行動などを妨げるもの」という観点では根本でつながっているといえるでしょう。
そういう見えない敵をあぶり出す手段としてGTDがあるのだ、と解釈しました。
「敵」の正体が分かればこそ対処できる。正体が分からないままでは手の打ちようがない。
GTDそのものでは敵は倒せない。しかし、GTDで敵の正体を知れば別に対策は立てられる。
GTDにおけるキモは、「すべてを書き出す」ことと「定期的に見直すこと」の2つ。書き出すのは敵をあぶり出すため、見直すのはあぶり出した敵を見失わないため。せっかくあぶり出したものを見失っては元も子もない。
そう考えると、GTDにおいて週次レビューが非常に重要視されるのもわかる。
GTDはあくまで思想であって、実践部分は自分のオリジナルでいいわけです。
今回この本をよんで1番意外だったのは、GTDの実践に関して具体的なツールの紹介や事例紹介がほとんどなかったこと。GTDは思想であり、思想の実践は個々のやり方でよい。それがGTDの最大の特徴と言えるでしょう。逆にその特徴故に敷居が高くなってしまう面はあるかもしれない。
ここから先は、GTDを実践している人たちの情報が役に立つでしょう。
この本をよんで、これまでなんとなく敬遠していたものがちょっと身近になりました。気負わず自分の身の回りのこと、自分が使っているツールでGTDを始めてみたいです。
二見書房
売り上げランキング: 54207
話す・書く・行う
twitterでこれを見て、考えてみました。
話す・書く・行う。
虹の父さんが考える話す・書く・行うとは違うかもしれませんが、自分なりのとらえ方です。
話す人
自ら声を発する表現が最も重要
書く人
文字にての表現が最も重要
行う人
話す・書く以外でなんらかの表現をする。絵とか音楽とか起業とか、いろいろなものが考えられるか
こんな感じでしょうか。
自分は志向としては「書く人」だと思います。なんとなくですが「書いてみたい」という気持ちは結構前からあるし、数年前、知人の編集者に「書く気はないの?」と問われたときも、「書きたいと思う」と答えているので。
でも実際はどうだろう。
書きたいことなんか何もないくせに断片がカサカサ頭の中で音たててて
いざ書いてみると ひょっとこでおっちゃらぴーのうわごとのたわごとなんだ
岡崎京子「pink」
のように、頭の中がかさかさ音を立てている状態が延々続いて、結果「書く」に結びつかない状態が続いている気がする。
先の引用の台詞には、次のような返答があります。
世の中にはすてきなたわごともうわごともあるわ
そーゆーよーなものを書けばいいんじゃない?
たぶん、(素敵かどうかは別として) うわごとやたわごとでも、書けばいいのだろう。うわごとやたわごとでも、書いているうちに、いつか本当の「ことば」に行き当たるかもしれない。
モレスキンに直接ペンをぶら下げるハック・シャープペンシル編
「モレスキンに直接ペンをぶら下げるハック」をモレスキナリーさんで取り上げていただきました!ありがとうございます!
「モレスキンに直接ペンをぶら下げるハック」の最後に「本当はボールペンじゃなくて、シャープペンをぶら下げたい。」と書いたので、やってみました。
用意したもの
- 無印良品のナイロンストラップ1本
- ハトメを打ったモレスキン
やり方は
- ハトメを打ったモレスキンにストラップを通す。
- ストラップの金具を、シャープペンのクリップに通す(上までしっかり。でないと抜ける可能性が)
この金具にクリップ部分が入るシャープペンならぶら下げることができます。いくつかのシャープペンで試してみましたが、onbookを通すことができました。ただし難点があって、実際に書くときはキャップはモレスキンにぶら下げたままの、消しゴムが出た状態にしないといけない。書くに困ることは全くありませんが。
今回はハトメの位置のせいで金具をモレスキン側にすることができませんでしたが、穴開け位置をうまく調節してモレスキン側に金具をつけられるようにすれば、下げられるものは大幅に増えます。クリップをひもに引っかけるだけでも、ペンが吹っ飛んでしまう確率はかなり下がるはず。
ちなみにonbookはそのまま背表紙に差しても邪魔になりません。だったらぶら下げなくてもいいじゃないか、というツッコミは却下(笑)
モレスキンに直接ペンをぶら下げるハック (追記あり)
「ハック」などと大げさな言葉を使ってしまいました。
もともとは虹の父さんの「RHODIA #11とゼブラ ペンポッドの組み合わせ方」 というエントリで見たのがきっかけです。ここでペンポッドという便利なものを見つけ、自分も使ってみようと購入しました。
まず自分が使ってるメモ帳にぶら下げてみました。@kazumotoさんの方法の改良版です。
ぶら下げるために用意したもの
- ハトメ (手芸用)
- ハンマー (ホームセンターで500円)
- かまぼこの板 (うさぎにかじらせるために保存していたもの)
やり方は至って簡単。穴開けてハトメつけてペンポッドを下げだけ。
メモ帳の表紙、ハトメのない穴は位置を間違えて開けてしまったものですw
これは無印良品の「再生紙 表紙が360°折り返せるメモ A8」 です。RHODIAは罫線の色が強く、しかも紙が白すぎて好かない。デミクーパーも、自分にはちょっと罫線が強すぎると思うのです。
つぎに、ペンポッドを直接モレスキンにぶら下げることとしました。やり方はメモ帳と全く同じ。これまでは背表紙にシャープペンを差していたので、だいぶすっきりしました。
本当はボールペンじゃなくて、シャープペンをぶら下げたい。
それはともかく、ヒントをくださった虹の父さん、kazumotoさん、ありがとうございます。
2010/06/29 20:59 追記
このエントリを、モレスキナリーさんで取り上げていただきました! ありがとうございます!
また、「モレスキンに直接ペンをぶら下げるハック・シャープペンシル編」もやってみました
「名古屋ライフハック研究会VOL8」参加してきました #nagohack
名古屋ライフハック研究会に参加してきました。今回のゲストスピーカーは美崎栄一郎さん。
実は今回の研究会に参加するまで、美崎さんの本を読んだことはありませんでしたが、これを機に「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか」を読んでみました。当日、本にサインをいただきました。ありがとうございます。
読後感は、共感できたこととピンとこなかったことがない交ぜになった感じでした。
共感できたのは具体的なノートや文房具の使い方など。非常に面白かったし、これは自分でもやってみようというものがあったので。「A書評」も、目的がある読書の場合、変に気負わなくてできそうだと思ったのでやってみます (しかしわたしは、そもそも「目的がある読書」をほとんどしていないな)。
ピンとこなかったのは、具体的な仕事術の部分です。これは美崎さんと自分の仕事の違いによるところが大きいと思います。なので「今の自分の仕事だと、このやり方はあてはまらないなぁ」とは思いましたが、同時に「このやり方はきっとどこかで役に立つかも」と思いました。
実際、仕事ではありませんが自分で朝会を企画したことで、朝会運営にここで読んだノート術は役に立ちそうです。早速母艦ノートとメモノートを買ってこねば。
研究会で美崎さんのお話を聞いて、印象に残ったキーワードをいくつか。
- チャンスをもらうことが最大の「仕事」
- ノート術は、継続することが最重要、続かなかったら意味がない
- 目的を意識して書くことが需要、手段は重要ではない
- 自分の個性は自分が記録しないと伝わらない。記録することで「相手の心に記録する」ことができる、相手の心に記録することでチャンスがもらえる
わたしはこれまで、「記録を取ること」を特に意識してきませんでした。現在も積極的に (or 意識して) 何かの記録を取ることは少ないです。
20歳になったとき、何を思ったか突然日記を書き始めて、30歳になる前日まで続けましたが、30歳になって最初の燃えるごみの日に10年分の日記を出してしまいました。このときに20代にずっと気になった言葉を抜き書きしていたノートも捨ててしまったのですよ。日記は全く惜しくないが、このノートは捨てるべきではなかった。20代の自分は本当に暗かったので、書いてある言葉も、読むだけで気持ちが沈むようなことばかりでしたが(^^;
それはともかく、自分が記録を積極的に取らないのは、記録の効用にどこか懐疑的だからだと思う。記録を取っておかなかったことを惜しいと思いつつも、どこかで「記録を取ってどうするの」と思っているような。
おそらく記録取ろうと考えると、変に気負ってしまうからでしょう。もっと気楽に、いろんなことの記録を取ってみればいいのかな。
懇親会では、初めてiPadを見て触りました。1次会終了後、ビルの前でみんなでiPadをみんなで囲んでいじったのですが、全然関係ない若いカップルが、その輪の後ろからiPadをのぞき込んでおりました。
美崎さん、名古屋ライフハック研究会の皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
名古屋ライフハック研究会vol.7 参加してきました
名古屋ライフハック研究会に参加してきました
今回はシゴタノ!の大橋さんが講師でいらっしゃるということで、会議室にびっしり人が。今回は「ツール使いこなしガイド」という題で、大橋さんが普段使ってらっしゃるツールについて、細かい使いこなしテクニックを伺いました。
大橋さんの講演およびライトニングトークについてまとめました
このまとめは、あくまでsazanamiがとったノートを基に構成したものであり、実際の講演内容の取りこぼしや聞き間違い等がある可能性があります。まとめの内容はsazanamiの責任によるものです
今回の収穫は、evernoteの使い方のヒントをいろいろいただけたことです。evernoteは使い始めてまだ日が浅く、いろいろ手探り状態なのですが、ノートの分け方や、特に「取り込んだ情報を振り分ける際に『すぐには必要ない』という情報であっても、削除せずに敗者復活のために保存しておく」との言葉は、なるほどと思いました
今回はライフハック研究会以外でつながりのあった方々に実際にお会いできたこと、「sazanamiさんのブログ読んでます」とおっしゃってくださった方が意外といたこと、そして懇親会で大橋さんに質問ができたことも、自分にとっては収穫でした。
以前ライフハック研究会に大橋さんがいらっしゃったときには、せっかく話をするチャンスがあったのに何も話せなかったのですが、今回は自分から大橋さんの席にお伺いして質問することができました。これだけでも自分にとっては進歩です。
そして大橋さんにお話を伺っている中で、自分にとっての課題も見えてきました。要領が悪かったりして、なかなかうまく物事を進められない面はあるのですが、いろいろ改善しながらがんばっていきたいです。
そして、研究会以外でつながりがあった方々にお会いできた、特に2年ほど前にあった某イベントでご一緒した方に再びお会いできたのは驚きでした。
そして今回も、何冊か本を借りたり古本をいただいたり、返却してもらった本を他の人に貸したりしてきました。
借りたのは「夜と霧 新版」「散文」、いただいたのは「読みもの日本語辞典 (角川文庫—角川文庫ソフィア)」「読書力 (岩波新書)」「死体とご遺体 夫婦湯灌師と4000体の出会い (平凡社新書)」。この本のやりとりこそが、この研究会の大きな楽しみの一つです。
今回は名古屋ライフハック研究会発足1周年、そしてバレンタインデー前日と言うこともあって、いろいろ頂きものをしました。
- まず1周年記念のチロルチョコ DECOチョコ
- あめいちゃんからかえるのクッキー (手作り、帰宅するときに少し割れちゃった、ごめんなさい)
- Sさんからデコレーションしたミニシューとビスケット(これも手作り)
- yさんからチョコ詰め合わせ
みなさんありがとうございます。ごちそうさまでした。
わたしからは、あめいちゃんにチョコレートを贈りました。
非常に楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
大橋さん、名古屋ライフハック研究会の皆さん、ありがとうございました。