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《気になる》バーナード嬢曰く。

“名著礼賛”ギャグ、だそうです。表紙にある

一度も読んでないけど
私の中ではすでに
読破したっぽい
フンイキになっている!!

というセリフにやられました。
わかるなぁ、これ。わたしにも読んでないのに読んだ気になってる本があるし、どんどん読みたいと思う一方で、本を読まずに読んだことにしたい、と思っちゃうこともあります。きっと読書する人は、多かれ少なかれ似たようなことを思うのでしょう。
取り上げられている本には、読んでいるものもそうでないものもあります。読んでないものは、このまんがで読んだ気になれるかしらw
でもここはやはり、読んでないものも読まないといかんでしょうね。

「読書家あるある」にあふれた本、楽しそうです。

 

バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)
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《気になる》岡崎京子論 少女マンガ・都市・メディア

今年は「ヘルタースケルター」が映画化されたこともあって、岡崎京子の研究本がかなり出版・再版されました。この本もその流れの中にあると言っていいでしょう。
しかし、他の研究本と違って、この本の著者は1979年生まれで岡崎京子をリアルタイムで経験していないのですね。そこにちょっと興味を持ちました。
サブタイトルに「少女マンガ・都市・メディア」とあります。岡崎京子自身は少女まんが家とは言えないけれど、少女まんがの影響を強く受けているのは確かです。この部分についてどう書いているのでしょう。

10年ほど前に「現在の若い女性に岡崎京子は理解されるか」みたいな論調を見たことがありますが、そういう観点からも、この著者が岡崎京子をどう論じたのか、気になります。

映画「ヘルタースケルター」は、個人的には65点かなと思いました。

 

岡崎京子論 少女マンガ・都市・メディア
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スペインアニメ「皺 (しわ)」を見た

先日NHK Eテレで放送された、スペインのアニメ映画「皺」を見ました。今年の日本賞福祉教育カテゴリーで最優秀賞を受賞したそうです。
ディズニー以外の外国長編アニメを見たのはこれが初めてかもしれません。

息子夫婦に連れられて老人ホームに入った元銀行員のエミリオの、アルツハイマー病が進行していくさまを中心に、ホームの人々が向き合う老いを描いているのですが、その描写が容赦ないのです。ものを忘れ、妄想にとらわれ、身体は衰え…。
ラストも救いがあるのかどうかわからない。「よい変化」が見られると言えば言えるのだけど、それを救いと言っていいのかどうか。
では見ない方がよかったかというと、そんなことは全くない。見ながら泣けてきてしまったけど、見てよかったと思っています。

映画に出てきたせりふで印象的だったものを紹介します。

ラモンという元ラジオDJが出てきます。彼は現在、他人の言葉をひたすら繰り返してしゃべる状態にあります。
エミリオのルームメイト・ミゲルがラモンのことを

今じゃ自分の言葉でしゃべれない、しゃべりつくしたんだ

と紹介します。
そしてミゲルの言葉

人生は残酷だな
そして 最後は死ぬんだ

もうひとつ

人生はバカバカしい…

ミゲルはアルゼンチンで長く暮らし、その後スペインに戻ってきた男性です。スペイン語に「アルゼンチン訛り」があることを初めて知りました。

エミリオたちが生きている世界を、今わたしの祖母が生きています。遠からず両親、そして自分も生きることになるでしょう。この世界に救いはないのかもしれない。でも人生は死ぬそのときまで続く。

ラストに

今日の高齢者 未来の高齢者
すべての人にささぐ

と出てきたのですが、本当にそういう作品だと思います。

この「皺」、原作BDの存在は知っていたのですがアニメになっていたとは知りませんでした。原作も読みたいけれど、古本で探すしかなさそうですね。

 

映画の公式サイトです。スペイン語と英語です。

 

Arrugas

 

 

 

 

映画の予告編です

YouTube Preview Image

 

 

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《気になる》よちよち文藝部

わたしは国内外問わず、文豪と呼ばれる人が書いた作品をほとんど読んでいません。読まねばとは思うんですけどね。せめてちくま日本文学くらいは全巻読破するべきでしょうが、それもできていない。旧版分を含めても10冊読んでいないはずorz
そんな人間なので、文藝春秋のサイトにあった

日本文学・文豪の故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶりする

というこの本の紹介文には強く惹かれました。まさに自分のためにあるような本かも(笑)。
エッセイにせよまんがにせよ、作家を紹介するものは楽しいものが多くていいですね。

 

よちよち文藝部
よちよち文藝部

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久世 番子
文藝春秋

 

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《気になる》先生と僕 —夏目漱石を囲む人々—

夏目漱石を主人公にしたまんがは過去にもありましたが、4コマ漫画になっていたとは。漱石はいったいどういう風に描かれているんでしょうか。友人・門下生とのあれやこれやが題材になっているようですが、周囲の人もどんな風に描かれているか気になります。特に内田百閒。百閒好きとしては気になる。

嵐山光三郎「文人悪食」で紹介されていたのですが、臨終を迎えた漱石の最後の言葉は「何か喰いたい」だったそうです。そして一匙の葡萄酒を口にして、亡くなったそうです。このエピソードが妙に頭に残っています。

 

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《気になる》コミック☆星新一

2008年にNHKで「星新一ショートショート」が放送されました。全部で75話あったのですが、実写ドラマありアニメーションあり、アニメも作品ごとにテイストが異なり、毎回とても楽しく見ていました。
テレビ番組よりずっと前に、星新一のショートショートがまんがになっていたんですね。こちらも1話ごとに作画が違い、ストーリーと絵の両方で楽しめそうです。

余談ですがわたしが星新一作品で一番好きなのが「生活維持省」です。ディストピア小説なんですが、読むとどうしようもなく胸が詰まる。「星新一ショートショート」でもアニメ化されていました。「コミック☆星新一 午後の恐竜」にも収録されています。

 

 

コミック☆星新一午後の恐竜
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コミック☆星新一空への門
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《気になる》男子にオススメの少女マンガ大百科

ちくさ正文館の店頭で発見しました。

少女まんが好きな男性って、どれくらいの割合でいるのでしょうか。
わたしはまんが雑誌はずっと「花とゆめ」ばかり読んでいました。なので紡木たくなんかは全く読んでいません。古典的作品も読んでいないものが多い。結構狭い範囲しか知りません。
大島弓子は、つい最近知人から選集をまとめて借りて読みました。次は三原順を読みたい。最晩年の作品しか読んだことがないのです (余談ですが三原順のことは訃報に接するまで男だと思っていました)。
このガイドは男性向け・男性目線で選ばれているようですが、意外と女性目線で選ばれたものより面白いものに出会えそう。

「花とゆめ」ばかり読んでいた、と書きましたが、最近杉山志保子と秋月由利を無性に読み返したくなっています。しかし杉山志保子は古本を探せばあるでしょうが、秋月由利は今となっては読むのは難しいでしょうね。

 

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《気になる》岡崎京子の仕事集

映画「ヘルタースケルター」がついに公開されました。わたしは西三河朝会の特別企画で見に行きます。
最初に映画化の話を聞いたときは「あれをどうやって映像化するんだ?」と思い、見たいような見たくないような、という感じでした。
上映前からいろいろと話題になりましたが、いったいどういう映画になったのか。確かめてこようと思います。

映画公開にあわせて、岡崎京子関連書籍がいろいろ出ています。その中で特に気になる一冊。
ここに収録されることを期待している言葉があります。
20年ほど前に創刊した (2年もたずに廃刊しましたが) 女性誌の創刊号によせたコメントです。
これがものすごく印象的で、もう一度読みたいのです。
このコメントはかつてノートに抜き書きしていたのですが、そのノートは捨ててしまいました。捨てたことを激しく後悔しています。
なので、そのコメントが載っていたらすごくうれしいなぁ、と
仮に乗っていなかったとしても、未公開エッセイ等で十分楽しめそうです。

 

岡崎京子の仕事集
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「何があっても手放したくない」まんが5選 #5manga

Twitter上で「[企画]何度でも読み返したくなる漫画5選 #5manga」という企画を発見しましたので参加します。
「これらは何があっても手放さない」と思っている作品たちです。

松本大洋「ドラえもん」

「ドラえもん」が掲載された「コミックキュー」の表紙

いきなり雑誌掲載のみ、単行本未掲載 (のはず) の短編作品は反則かもしれません、ごめんなさい。
しかし松本大洋作品でベスト1作を選べ、と言われたら絶対これなのです。
1996年に発売された雑誌「コミックキュー」の巻頭カラーを飾った作品。雑誌全体のテーマは「カバーバージョン」。多くのまんが家が過去の有名作品を換骨奪胎した、かなりぶっ飛んだ内容です。
わたしは「ドラえもん」を読むためだけに購入し、今でも持っています。
ストーリーは「冬の雪降る公園で、青年のび太が少年のび太と老人のび太に出会う」というもの。老人のび太が青年のび太に語る短いせりふがとても好きで、人生訓のひとつになっています。

 

岡崎京子「pink」

これは旧版

エロ度は高いですし非常に悲しい結末の作品ですが、主人公ユミちゃんの「スリルとサスペンス」を大切にする生活は、何度読んでも心にひりひりきます。

 

川原泉「フロイト1/2」

これは新書版と文庫版両方持っている

川原泉は中学生の時からファンなので、どれを選ぶか非常に苦労しました。非常に川原泉らしい、大泣きした作品。フロイトをこんな風に描く人は、彼女以外にいるでしょうか。大泣きしながら、でも最後にとてもほっとする。

 

那須雪絵「フラワー=デストロイヤー」

これも新書版と文庫版両方持ってたけど、新書版は親に捨てられたorz

ひょんなことから超能力を身につけてしまった女子高校生の「パンツの見えないアクション (作者がそう書いている)」なんですが、結構正統派の青春物語でもあると思うのですよ。主人公の台詞でノートに書き写したものがいくつもあります。

 

大島弓子「ダイエット」

これは古本で探すしかない

大島弓子のコミックで唯一持っているのがこれ。コミック後半に掲載された表題作がとにかく心に刺さる。「過食と拒食」を取り扱ったまんがなのですが、読むたびに自分の心の中にある、一番触れられたくない部分に紙やすりかけられるような気分がします。この作品で笑うことはとてもできない。でもそれでも何度でも読んでしまう。
現在は白泉社文庫「つるばらつるばら」で読めます。

かなり毛色の変わっていますが、でもどれもとても大切なまんがばかりです。
読んでハッピーになる作品ばかりではありませんが、まんがに限らず、読んで苦しくても、でも手放したくない作品は絶対大切にしたいです。

 

コミック・キュー (Vol.2(1996))
江口 寿史
イースト・プレス

 

pink
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岡崎 京子
マガジンハウス

 

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