投稿者: sazanami
《気になる》100円100品100文字レシピ
100という数字にはなぜか惹かれます。100円玉とか100%の持つ明快さのせいかもしれません。
「100文字レシピ」自体は雑誌「クロワッサン」で見たことがあります。「こんな少ない文字数でよく料理を表現できるな」というのが素直な感想でした。実際に作ったことはありませんが。
わたしは料理本はほとんど持っていません。料理は基本的に「あるもので適当に」であり、どうしても何かの作り方・やり方を知りたいときだけクックパッドを見る程度です。
料理本にはあまり興味がありませんが、これは欲しいと思ってしまいました。やはり「100」が3つ続くという明快さのせいでしょう。
《気になる》先生と僕 —夏目漱石を囲む人々—
夏目漱石を主人公にしたまんがは過去にもありましたが、4コマ漫画になっていたとは。漱石はいったいどういう風に描かれているんでしょうか。友人・門下生とのあれやこれやが題材になっているようですが、周囲の人もどんな風に描かれているか気になります。特に内田百閒。百閒好きとしては気になる。
嵐山光三郎「文人悪食」で紹介されていたのですが、臨終を迎えた漱石の最後の言葉は「何か喰いたい」だったそうです。そして一匙の葡萄酒を口にして、亡くなったそうです。このエピソードが妙に頭に残っています。
メディアファクトリー (2010-11-22)
《気になる》てにをは辞典
先日参加した某セミナーで、おすすめ辞典として紹介されました。「ひとつ上の文章表現をめざす『書く人』のための辞典」です。
言葉の意味を並べた従来の辞典とは違い、「どの語とどの語が結びつくか」がひたすら列挙されています。
見本ページはこちら。
文章を書くにあたって正確な言葉遣いをすることはとても大切ですが、何をどう表現するかも同じくらい大切です。同じことを書くにしても、言葉のつなぎ方ひとつで印象はかなり変わります。今このブログに書いている短い文章でも、表現をどうしたらいいか迷うことはよくあります。
書くための「相棒」として頼りになり、そして単なる読み物としても楽しそうな辞典です。
《気になる》2100年の科学ライフ
「未来予測もの」は昔から多く出版されています。中にはトンデモ本といえるものもありますが、それはそれで読んで楽しい。
そして「かつて予測された未来がどれだけ実現されたか」の検証もよく見かけます。かつての予測の検証は、予測そのものと同じくらい興味深い。
もちろん未来がどうなるかなんて誰にもわからないし、それを予測することの意味はどこまであるのか、わたしにはわかりません。でも予測がまったく無意味ということはないし、予測を立てるからこそ実現可能になることも多いはず。
この本は物理学者がこれからの約100年に起こるであろうことを、年代を区切って予測・解説しています。「科学」がどこまでの範囲かは不明ですが、より「リアル」な予測を読めそうです。
《気になる》図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術
人によって仕事がどういう形でやってきて、どうやって仕事の成果を出していくかは違うと思います。
わたしの場合、仕事は書類の束でやってきて、新たに作った書類の束として出て行きます。やってくる先も進行も出て行く先も複数。なので書類整理がいかに大切かは身にしみてわかります。
限られたスペースでいかに混乱を招かずに進行するか、自分なりに工夫してはいますが、それでもたまに混乱がおきて焦ってしまいます。そういうことを減らすためにも、この本は参考になりそうです。
ところでわたしの元同僚は非常に仕事ができる人で、責任者からも「彼はほっといても大丈夫」と好きにやらせてもらっている人でした。
書類はぴしっと整理され、他人が見てもすぐに案件にたどり着け、いるものといらないものの区別が早く、いつも必要十分なものがそろっている状態を保ってました。しかし、そういう人でも机の中がぐちゃぐちゃなんですよね。ゴム印を借りようと思ったら、引き出しを開けてしばらく探索する羽目になる。
その人を見て「書類の整理がうまい」人が「整理整頓好き」とは限らないのかもしれない、と思いました。
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《気になる》経済学とは何だろうか
わたしは経済学は、大学の一般教養レベルでしか勉強していません。その内容も忘却の彼方です。
書店に行けば、経済学の本がうんざりするくらいたくさんあります。色々な人が色々な説を主張しています。きちんと経済学がわかる人なら迷わず必要な本を選べるのでしょうが、わたしのような人間は「なにがなんだかわからん」となってしまいます。
もちろんこれまでも経済学の本は読んできているけど、表面だけ読んで、実際にはよくわからないまま終わってしまうことが大部分でした。
なのでまさにこういう「経済学とはそもそも何か」から解き明かしている本が、自分がまず読むべき本なのでしょう。
《気になる》ちょいワザ文具術
デスク周りの整理は難しい。職場のデスクも自腹の小物を持ち込んでかなり整理しましたが、困ることやイライラを完全に解消するのは難しいです。
職場の机が小さく、PCモニタと電話とセロテープ台だけで他のものの設置場所がなくなってしまいます。なのでほとんどのものを引き出しに入れて管理することになるのですが、これはこれで難しい。
少量多種類の書類と、やや大きめの小物をいかにわかりやすくきれいに整理するかが目下の課題です。
この本はかわいらしいイラストが多くて、いかにも女性向きという本ですが、見開きで1つのアイディア、という構成はわかりやすくていいかもしれませんね。
余談ですが職場にマスキングテープを1本置いておくと結構役に立ちます。仕切りの仮止めとかゴム印の保護などに使ってます。
《気になる》団地の空間政治学
わたしは東北の田舎町、団地のような計画的開発とは無縁の場所で生まれ育ちました。
団地がいくらか身近になったのは学生時代です。当時住んでいた町に大規模団地がありました。ただ、自分の住まいから見ると町の反対側だったので、近くに行くことはほとんどありませんでした。団地と接するのは、電車やバスで横を通り過ぎるときくらいでした。
社会人になってからはマンション林立地帯に住んでいましたが、これは「団地」ともまた違いますしね。
愛知はぽつぽつと団地がありますが、未だに自分にとって縁遠い場所であることには変わりありません。
縁遠い場所ではあるのですが、なんとなく惹かれるところはあります。住んでみたいと思うわけではありませんが。
自分とは縁遠い場所だけど、だからそこにうごめいている歴史と社会に惹かれるのかもしれない。
本のタイトルを見て「団地って結局なんなんだろう」みたいなことを思いましたが、だからこそ読んだら面白いかもしれない。
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《気になる》がんばらない知的生活のススメ
ブログやtwitterのプロフィールに「ぼんやりのろのろ生きてます」と書いています。自分の物事のこなし方がこの通りだからです。
一時期もっとてきぱきできないかと頑張ってみたけれど、根本的な物事の解決スピードを変えることはできないし気疲れも大きいしで、結局自分にあったスピードで行くしかない、と思うようになりました。
それでも頑張る過程でGTDを始めたりして、一時よりは物事は進むようになったので、頑張った成果はあると思います。
わたしがやっているGTDはかなり「ゆるゆる」ですが、厳密にやろうとしたら息切れするのが目に見えているので、これでちょうどいいと思っています。
さて、知的生活です。知的生活は少なくとも「楽々できる」ものではないですよね。少なくとも知的生活を実践している人に、わたしのような「ぼんやりのろのろ」タイプの人がいるようには思えません。
だけど存分に実践している人ほどではなくても、自分なりのペースで知的生活を組み立てられたら、楽しく有意義かもしれない。
そういう生活を引き出すための参考になりそうです。
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《気になる》ネコあるある
実家に猫がいましたが、残念ながら今年春、20歳で亡くなりました。若い頃は生きた雀だの蛇 (田舎だから庭にも出た) だのをくわえて庭を歩いていた元捨て猫です。
猫は楽しい。好き勝手やっているけど、それでもこっちを気にはしているという距離感がちょうどよく感じます。
わたしはうさぎ派ですが、犬と猫なら断然猫です。残念ながら身近に猫がいないので、こういう本で猫の生態を思い出してくすくす笑いたいです。
余談ながら、うさぎは犬より猫に近い存在だと思います。