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《気になる》本屋さんで待ち合わせ
本屋さんで待ち合わせ、よくやっていました。
時間にルーズな人と待ち合わせするときには必ず本屋を集合場所にしていました。これだと待たされても、それほどイライラしないで過ごせたので。駅ビル内の書店など、あまり大きくない書店がちょうどいい。
このタイトルを見て「そういえば本屋さんでの待ち合わせって最近やってないなあ」と懐かしくなりました。
この本は書評集です。書評そのものの楽しみと、人に待たされぶつくさ言いながらも本の間を歩き回った楽しみ。2つの楽しみを同時に味わえそうな気がします。
《気になる》エンジニアのための図解思考 再入門講座 情報の“本質”を理解するための実践テクニック
エンジニアでなくなって相当経ちますが、この本は気になります。
わたしは言葉ではなくイメージ先行でものを考えるようなのですが、その整理がうまくできないことがあるのです。秩序なくイメージが広がって、収拾がつかなくなる感じ。こういう時に頭の中で図解を作り整理できると、収拾がつかなくなって困ることは減るかな、と。
まずは自分が何かを理解するために、そして人に何かを伝えなくてはならないときに、文章だけに頼らずわかりやすくできるようにするために、この本は役立つかなと思います。
同じシリーズで「エンジニアのための文章術再入門講座」もあります。これも一緒に読んでみたいです。
翔泳社
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《気になる》岡崎京子論 少女マンガ・都市・メディア
今年は「ヘルタースケルター」が映画化されたこともあって、岡崎京子の研究本がかなり出版・再版されました。この本もその流れの中にあると言っていいでしょう。
しかし、他の研究本と違って、この本の著者は1979年生まれで岡崎京子をリアルタイムで経験していないのですね。そこにちょっと興味を持ちました。
サブタイトルに「少女マンガ・都市・メディア」とあります。岡崎京子自身は少女まんが家とは言えないけれど、少女まんがの影響を強く受けているのは確かです。この部分についてどう書いているのでしょう。
10年ほど前に「現在の若い女性に岡崎京子は理解されるか」みたいな論調を見たことがありますが、そういう観点からも、この著者が岡崎京子をどう論じたのか、気になります。
映画「ヘルタースケルター」は、個人的には65点かなと思いました。
新曜社
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《気になる》ピカソは本当に偉いのか?
ピカソの絵は、ブリヂストン美術館で見たことがあるだけのような気がします。
ピカソに限らず「なぜこれにこんな高値がつくのか」「こんな絵は素人でも描けるのではないか」などという疑問が、絵画に対してもたれることがあります。
美術の世界はなかなかわかりにくい。わたしはなんとなく好きだな、と思う人の展覧会を見に行く程度の初心者ですが、美術の裏側の世界がわかると、絵画の見方も変わってくるでしょうか。変に裏側がわかると楽しみが減る気もしますが、でも気になります。
余談
ピカソで思い出した話があります。20年くらい前に読んだ、彫刻家が書いたエッセイにあった話です。
ピカソが亡くなる直前、彫刻家は仲間と「ピカソが死んだら日本の新聞は1面に記事を載せるかどうか」で賭をしたんだそうです。
そしていざピカソが亡くなると、日本の新聞は1面だけでなく、紙面のかなりの部分を割いて記事を掲載したそうです。
不謹慎な賭ではありますが、ピカソに対する注目ぶりがわかるエピソードです。
《気になる》ゼロからトースターを作ってみた
トースターを「ゼロから」作るって、どういうことをしたのでしょう。
鉄鉱石などを発掘して鉄板を作るところから? もちろんゼロから設計して、必要な工具も手作りするのでしょうか。
トースターの構造自体は非常に簡単なものですが、今あるトースターの概念をすべて頭から追い出して、本当にゼロから設計・製作しようとすると、膨大な時間と手間がかかるでしょう。それをあえてやってみようという著者の心意気がすごい。
トースターをゼロから作るのは車輪の再発明みたいなものだろうし、車輪の再発明には皮肉に近いイメージがあるけど、でもそれを真剣にやってしまうというのは、すごく楽しそうです。
飛鳥新社
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《気になる》タイポさんぽ: 路上の文字観察
最近町中で見かける看板は、コンピュータのフォントをそのまま使った感じのものが多いですね。昔ながらの、手書きのような書体の看板を見かけることも少なくなりました。最近は「手書き文字風フォント」も多くあって、それらを使ったチラシなどに、つい目が行ってしまいます。
しかし手書き風フォントと昔の看板に使われているような書体は、なんか違うんですよね。昔の書体も、レタリングなどできちんと整えられて書かれているけど、コンピュータのフォントとは整い方が違うのかもしれません。
この本は「味のある文字を眺める楽しみ」を存分に味わえそうです。
《気になる》宇宙人ポール
イギリス人おたくとヒッチハイクする宇宙人が出てくるという「笑えるSF映画」です。去年「アイアン・スカイ」を見てから「笑えるSF映画」にちょっと興味が出てきて、ほかにも色々見てみたいな、と思っていたところでこれを知りました。
この手のコメディ映画は、多くの映画を見ているほど楽しめるのかもしれませんが、見ていないなりに楽しめたらいいなと思います。
わたしはこれまで映画をほとんど見ずに来てしまいました。去年は4回映画館に行きましたが、これでかなり多い方です。
うち1本はシネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒」でした。
見たい映画があっても「まあいいか」で終わってしまうことも多かったのですが、これからはできるだけ見たい作品は映画館で見るようにしたいです。
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《気になる》手づくりしたいほかほか中華まん
この本を見つけて、最近中華まんをほとんど食べていないことに気づきました。つまりそれだけコンビニに行く回数が減っているんですね。普段はお弁当を作って仕事に行きますが、たまにそれを休んでお昼をコンビニで買うとなると、この時期はまず最初に中華まんに目が行きます。あつあつの中華まんと食べるとほっとします。
「過去に蒸しパンは作ったことがある」というレベルで手作りするのは結構難しそうです。皮や具を作るのもそうだけど、「包む」「(おいしく)蒸す」が難関。でも手作り・できたての中華まんはとてもおいしそうです。手作りなら具も好きなものを入れられるし。
ちなみにわたしが一番食べているのはあんまんです。「温かくて甘いおやつ」が食べたくなったら買います。
《気になる》100のモノが語る世界の歴史
自分の身の回りには様々なモノがあります。その一つ一つに作られた理由があります。過去に作られたモノでも、これから作られるであろうモノでも、作られた (る) 理由があることには変わりありません。
「なぜそれが作られたのか」を見ていくと、確かにそれだけで「人に求められたことの歴史」をたどることになりますね。1つのモノが人に求められることによって歴史全体の流れが変わったこともあるでしょう。
一般的な歴史書とは違った視点から眺めるこの本は、歴史にあまり詳しくないわたしでも楽しめて勉強になりそうです。
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《気になる》建設業者
「建築知識」という建築関係者向けの専門誌で連載された、様々な職人へのインタビューをまとめた本です。
建設に関わる職人という共通点を持ちながら、様々な仕事に関わる職人さんが登場します。
わたしは身近に建設業の人がほとんどいないのですが、多くの職人の仕事の上に成り立っていることはわかります。その職人についても仕事内容がわかるのはごくわずかだと思います。
神社のような独自の建築物から巨大なビルまで。建物を造る人たちが何を考えどう働いているのか。建物は日常的に目にしているけど造る人たちには接することがないので、仕事の内容や向き合い方にすごく興味があります。