カテゴリー: 日々のあれこれ
「きょうのストレッチ」を77日間やってみた
昨年秋に「きょうのストレッチ」という本を買い、それを見ながら寝る前にストレッチをするようになりました。
この本は1日に1つのストレッチ・77日分が
- 2週間のスタートストレッチ
- 56日間のベーシックストレッチ
- 1週間のチャレンジストレッチ
の3部で構成されています。チャレンジストレッチは少しきついです。それまでが「痛気持ちいい」なら、「ちょっと痛い」くらいの感じです。
11月から初めて、今週77日間の全プログラムを終了しました。
77日間、1日も休まずにストレッチを続けられました。以前にも寝る前に軽い運動をしようとして結局続かずやめてしまった経験があるので、自分でも意外です。「1日1つ」というのがよかったのかもしれません。
ストレッチを毎日やって感じた変化は
- 寝付きがよくなった
- 昔から肩こりがひどかったのだけど「あ、いかん。肩が固まった」と感じる間隔が延びた
- 以前より首がなめらかに動くようになった気がする
2周目に入った現在は、ベーシックストレッチを毎日やっています。これからも1日1ストレッチを続けていきます。
《気になる》宇宙人ポール
イギリス人おたくとヒッチハイクする宇宙人が出てくるという「笑えるSF映画」です。去年「アイアン・スカイ」を見てから「笑えるSF映画」にちょっと興味が出てきて、ほかにも色々見てみたいな、と思っていたところでこれを知りました。
この手のコメディ映画は、多くの映画を見ているほど楽しめるのかもしれませんが、見ていないなりに楽しめたらいいなと思います。
わたしはこれまで映画をほとんど見ずに来てしまいました。去年は4回映画館に行きましたが、これでかなり多い方です。
うち1本はシネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒」でした。
見たい映画があっても「まあいいか」で終わってしまうことも多かったのですが、これからはできるだけ見たい作品は映画館で見るようにしたいです。
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今年忘れたくない言葉2つ
年が新しくなりました。年末年始に目標を立てる方も多いでしょう。
わたしは今年は目標を立てませんでしたが、2つの言葉を忘れないでおこうと思いました。
ひとつは
人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
「イノセンス」荒巻大輔のセリフ
この言葉については、以前このブログに書きました。
そしてもうひとつは
「昔へ戻れ」だと? 道は一本きりではないか。大切なのは、自分の立場を見つけることだ。そこで何をやるべきか、何をやるべきでないかを考える。本物の目玉は鼻の上に付いている一組分、それだけだろう。そこから見てみろ。なにが見える。
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」カイデン将軍のセリフ
この言葉は、長いセリフの最後の部分を切り取ったものです。将軍の独白が続く、映画の中でも好きなシーンのひとつです。
なぜこの2つかというと、今の自分に必要なのは、具体的な行動よりもちゃんと毎日を生きること、自分がどこに立っているかを意識することではないか、と思ったからです。
もちろん行動すること、例えばスキルアップのためにがんばることももちろん必要です。しかし行動に意識が向くあまり、生きることや立っている場所の確認がおろそかになるのはよくないな、自分は特に人の成果を見て自分も何かしなくちゃ、と焦ることが多いので、そういう事態を避けるためにも、この2つの言葉は有効だと感じたのです。
2013年は行動の前に、ちゃんと自分を見つめることを大事にしたいです。
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「今年これはやめよう」と思ったこと
昨年末に「来年これをやめよう」と思ったことがあるのでメモします。
エレベーターの閉ボタンを押すのをやめる・エスカレーターで歩くのをやめる
エレベーターの閉ボタンを押して短縮できる時間は数秒、エスカレーターで歩いて短縮できる時間も、せいぜい数十秒。このわずかな時間を惜しむような心持ちでいるのはよくないな、と思ったので。惜しんでも、その時間を超えるものは手に入らない気がするのです。
数秒・数十秒を惜しまずにいられるスケジュールで動くようにしたいです。
寝る前にPC・スマートフォンを使うのをやめる
現在の就寝前の行動パターンは
入浴 → web見たりゲームしたりしながらぼんやり → 就寝
という感じです。このweb見たりゲームの時間をなくして、少し早く寝るようにしたいと思っています。
どちらも小さなことですが、焦りを減らしゆったり生活するためにやってみようと思います。
2012年に出会ったちょっといいもの5点
今年もいい本に出会えた〜2012年の5冊に続き、本以外で今年「いいな」と思ったもの5点を紹介します。
ScanSnap S1300
買うまでさんざん迷いましたが、結局「もっと早く買えばよかった」と思いました。
クレジットカードの請求書・健康診断の結果などなど「データは必要だけど紙のままだと邪魔なもの」が一掃できました。そして新聞雑誌の切り抜きが、より気軽になりました。
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映画「アイアン・スカイ」
バカ映画です。笑って楽しめました。DVDが出たらもう一度見たい。
映画を見た感想はこちら。
スペインアニメ「皺」
救いがあるとは言い難いし、泣けてきてしまったのですが、見てよかったと思います。原作DBも読んでみたい。
アニメを見た感想はこちら。
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紙用マッキー
職場で使ってます。宛名書き、Fax用の文書、ちょっと目立たせたいメモなどボールペンと同頻度で使っています。
裏移りしないし意外と書きやすくて気に入っています。
スチームクリーム
冬になると皮膚が乾燥してかゆくなってしまいます。保湿用クリームなどを何種類か試しましたが、自分にはこれが一番合っていました。
伸びやすいし香りもいいし全身に使える。今は顔も身体もこれひとつです。
全身用保湿クリーム|スチームクリーム – STEAMCREAM
日常生活で使うちょっとしたものばかりですが、いいものを見つけるとやはり嬉しい。来年も、いいものに出会えるといいな。
スペインアニメ「皺 (しわ)」を見た
先日NHK Eテレで放送された、スペインのアニメ映画「皺」を見ました。今年の日本賞福祉教育カテゴリーで最優秀賞を受賞したそうです。
ディズニー以外の外国長編アニメを見たのはこれが初めてかもしれません。
息子夫婦に連れられて老人ホームに入った元銀行員のエミリオの、アルツハイマー病が進行していくさまを中心に、ホームの人々が向き合う老いを描いているのですが、その描写が容赦ないのです。ものを忘れ、妄想にとらわれ、身体は衰え…。
ラストも救いがあるのかどうかわからない。「よい変化」が見られると言えば言えるのだけど、それを救いと言っていいのかどうか。
では見ない方がよかったかというと、そんなことは全くない。見ながら泣けてきてしまったけど、見てよかったと思っています。
映画に出てきたせりふで印象的だったものを紹介します。
ラモンという元ラジオDJが出てきます。彼は現在、他人の言葉をひたすら繰り返してしゃべる状態にあります。
エミリオのルームメイト・ミゲルがラモンのことを
今じゃ自分の言葉でしゃべれない、しゃべりつくしたんだ
と紹介します。
そしてミゲルの言葉
人生は残酷だな
そして 最後は死ぬんだ
もうひとつ
人生はバカバカしい…
ミゲルはアルゼンチンで長く暮らし、その後スペインに戻ってきた男性です。スペイン語に「アルゼンチン訛り」があることを初めて知りました。
エミリオたちが生きている世界を、今わたしの祖母が生きています。遠からず両親、そして自分も生きることになるでしょう。この世界に救いはないのかもしれない。でも人生は死ぬそのときまで続く。
ラストに
今日の高齢者 未来の高齢者
すべての人にささぐ
と出てきたのですが、本当にそういう作品だと思います。
この「皺」、原作BDの存在は知っていたのですがアニメになっていたとは知りませんでした。原作も読みたいけれど、古本で探すしかなさそうですね。
映画の公式サイトです。スペイン語と英語です。
映画の予告編です
[youtube]http://youtu.be/GjnJA3SQL88[/youtube]
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《気になる》ティッシュボックス ルテラ
「ティッシュペーパーが簡単にウェットティッシュになる」ティッシュケースだそうです。
確かに急にウェットティッシュが欲しくなることってありますね。例えば仕事中、ペンのインクが手に着いてしまったとき。
すぐに手を洗いに行けないときにウェットティッシュが欲しくなります。
しかしウェットティッシュが常備されている場所はほとんどない。そういうときに1枚だけ作れたら便利だ。
ウェットティッシュを作るために、市販の除菌用アルコールを利用するようです。
たティッシュペーパーを湿らせるから、市販のウェットティッシュと比べると、あっという間にぼろぼろになるでしょうが、ちょっと湿ったものがほしい、というだけなら十分かな。
NHK Eテレ「グレーテルのかまど 内田百閒のシュークリーム」を見た
NHK Eテレ「グレーテルのかまど 内田百閒のシュークリーム」を見ました。たまにしか見ない番組ですが、今回は録画して見ました。
グレーテル (番組には登場しない) が台所の黒板に書いた「内田百閒おもろい! シュークリームも出てきた。 食べたい! グレ」という言葉から、シュークリーム作りが始まります。
その間に百閒とシュークリームにまつわる逸話、「ティーブレイク」の小話などを挟んで、百閒が愛したシュークリームを再現していきます。
その中で面白いなと思ったエピソードを紹介します。
シュー皮を作りながら「百閒が食べたシュークリームはどんなものだったのか」という話題になり、随筆の一節
「…シユークリームを貰つて、そつと中の汁を啜つた…」
中公文庫「御馳走帖」p106「シユークリーム」
から、柔らかいカスタードクリームを作ることになりました。
世田谷にある洋菓子屋さんには、職人さん (87歳) のお父様が明治時代に書いたレシピが残っていました。防空壕の中から見つかったそうです。
そのレシピによるシュークリームの再現があったのですが、明治の「外はさくっ、中はふわっ、中身はカスタードクリーム」のシュークリーム、食べてみたいです。
途中で「どんなシュークリームが好きか、銀座の女性100人に聞いてみました」という街頭インタビューがありました。
「柔らかい皮にカスタードクリーム」「柔らかい皮にカスタードクリーム+生クリーム」「硬い皮にカスタードクリーム」「硬い皮にカスタードクリーム+生クリーム」の4種の人気投票です。
結果は
- 柔らかい皮+カスタードクリーム→12票
- 柔らかい皮+カスタードクリーム+生クリーム→21票
- 硬い皮+カスタードクリーム→32票
- 硬い皮+カスタードクリーム+生クリーム→35票
ちなみにわたしは「硬い皮+カスタードクリーム+生クリーム」が好きです。一番よく食べるのは、サークルKサンクスで売っているパイ皮のシュークリームです。
昔何度かシュークリーム作りに挑戦したことがありますが、皮を焼くのが難しい。失敗した記憶しかありません(^^;
番組を見終わってから、改めて随筆「シユークリーム」を読んでみました。文庫本で2ページにも満たないのですが、読めばシュークリームが食べたくなります。「御馳走帖」はそんな話が多く、危ない本ですw
この番組は過去にも文豪が何人も紹介されていますが、今回は百閒先生で特に楽しかったです。
番組冒頭で「百閒っていったい何者?」ってナレーションがあったように、確かに一般に広く知られている人ではないかもしれないけど、怖い句手不思議な小説、楽しい随筆、どちらも読んでいてとても楽しい。
ところで「グレーテルのかまど」のレシピが本になったんですね。
《気になる》IDホルダー「ウィズプラス」
IDカードホルダーを探しています。現在使用しているホルダーが遠からず壊れそうなのです。
現在使っているのは100円均一でも売ってそうな安っぽいものなので、次は革製のしっかりしたものを買おうと思っています。
これは文具店で偶然見つけたものですが、筆記具とジョッターが一体になっているのがうれしいですね。
ガチャック・ニードルポイントのOHTO
IDH-20S …
ただ、シャープペンシルがかなり細いこととクリップがついていないこと、ジョッターにちょうどいいのがB5用紙8つ折りまたはロディアNo.11、という点は「惜しい」と思いました。
携行性重視だから仕方ないと思いますが、シャープペンシルはもう少し太い方が書きやすいだろうし、わたしが普段使っているのがロディアのNo.12ドットパッド (方眼や横罫は線が濃すぎて好かない) なので、ここにははまらない。それに自分の周囲は標準用紙がA4で、B5がほとんど使われていないのです。クリップがないとデスクワークの邪魔になるし。
まあでも、ジョッターに入れる紙はどうにでもなるでしょう。クリップも後付けが可能です。このホルダーの機能自体はすごくいいと思うので、次はこれを使ってみようと思います。
ブックマークナゴヤ「一箱古本市」に出店しました
2012年10月20日開催された、ブックマークナゴヤ「一箱古本市」に出店しました。
古本市への参加は初めてですが、準備も含めて楽しく過ごすことができました。
1日出店して、残念ながら持って行った本のうち1/3は売れ残ってしまいました。でも本の運搬のために購入した台車代、駐車場とガソリン代、軽食代は出たので、上々だと思います。
自分が出店したブースは、リサイクルショップと大学生と思しき女性2人組の間でした。
自分のブースと両隣を眺めながら考えたことと反省点です
- 写真集や雑誌など、ビジュアル系の本がやはり人目を惹く
- 意外と子供連れの人が多かったので、子供向けの本があると立ち止まる人が多い
- 雑貨があると人目を惹きやすい。リサイクルショップの人は珍しい雑貨を色々売っていたので、かなり盛況でした
- 箱をもっとうまく使って、本をもっと見やすくすればよかったかもしれない
- これは、という本はPOP書いた方がよかったかも
- 今回は文庫・新書・単行本・大型本それぞれで値段を統一したので、「文庫**円・新書**円」などと大書して張り出した方がよかった
本を運ぶために台車を買ったのですが、これは軽いしたためるし自立するし、なかなかよかった。新聞やちょっと大きい荷物を運ぶのに活躍しそうです。
しかしAmazonは本当に色々な物を売ってますね。
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多くの人が手に取り、中を読んでいったにもかかわらず、残念ながら売れ残った本です。
草思社
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また古本市に参加することがあるかどうかはわかりませんが、もし次回があれば、工夫して完売を目指そう。
天気もよく、楽しく1日過ごせました。