月: 2012年9月
無印良品「しおり付きシール」の代わりを探していて、いいものを見つけた
以前無印良品で売っていた「しおり付きシール」。重宝していたのですが、いつの間にか販売終了していました。
買い占めとけばよかった、しようがないから自作するか、と思っていたら、よいものを見つけました。
三省堂書店オリジナルのしおりひもです。
個人的に無印のよりこっちの方がいいなと思いました。
気に入ったのは2点
- 無印はしおり2本のものしかなかったけれど、三省堂のは1本のと2本のがある。わたしはしおりひもが2本必要になることがほとんどないので、1本があるのがうれしい
- 本に貼り付ける部分が、無印は厚めのプラ板、三省堂はユポ紙。三省堂の方が薄いもの、カーブがある面にも貼りやすい
ひもの色は無印は5色1パックでしたが、三省堂は1色5本のパックです、今回は紺を買いましたが、他にも何色かあります。
無印のものと違って身近で買えるものではありませんが (わたしの場合、これを買うためにはジェイアール名古屋タカシマヤの三省堂書店まで行かなくてはならない)、次に行ったらまとめ買いしようと思います。
《気になる》文具上手
文具を特集する雑誌が花盛りですね。書店で見つけると、ついつい手に取って見てしまいます。
わたしは文房具は好きですがそこまでこだわりはないので、色々な人のお気に入り文具と活用術を見ているとほんとにすごいと思います。
この本は使っている人のインタビューがじっくり読めそうなのがいいですね。雑誌にももちろんインタビューは載りますが、どうしても限られてしまうし。
その人が文具にどうか変わるかで、その人自身が見えてくる。しっかりまとまった雑誌記事もいいけれど、こういう文字でじっくり読める本もよさそう。
《気になる》きのこ文学大全
著者の飯沢耕太郎は写真評論家ですが、きのこの愛好家だったとは知りませんでした。
きのこ文学ってなんでしょう。きのこをテーマにした文学? 不勉強のため、該当する作品を思い浮かべることができませんでした。
きのこを食べるのは好きです。実家は田舎にあり、秋になると近所の人が山歩きで取ってきたきのこをいただくことも多くありました。現在は買ってくる物ばかりですが、冷凍庫にストックしておいて、色々な料理に混ぜています。
きのこを食べることをテーマにした作品ばかりが紹介されているわけではないでしょうが、なんだかとてもおいしそうです。
余談ですが高校で習った国語の先生のひとりが登山家で (当然ながら登山部の顧問をしていた)、授業中に山で取ったきのこの話を聞いた覚えがあります。内容は忘れましたが「食べられるきのこの見分け方」とか、採ってきたきのこを水につけて唐辛子を振ると虫がとれる、とか。試したことはありませんが。
この先生はわたしが卒業した後に結婚し、生まれたお子さんに山にちなむ名前をつけたそうです。
《気になる》魔術師たちと蠱惑のテーブル
ナポレオンズの背の高い方、ボナ植木の初小説。
実は雑誌記事でこの本を見るまで、ナポレオンズの2人の名前を知りませんでした。
マジシャンが書いた小説って、どんなものだろう。どんな小説にも仕掛けはあるけれど、仕掛けのプロたるマジシャンが小説にどんなものを仕掛けたのだろう。
小説の仕掛けが想像力に対してかけられるものだとすると、マジックの仕掛けは視覚にかけられるものだといえるかもしれません。
文字を追いかけながら、仕掛けがマジックを見るように目の前に立ちのぼってきたら。
小説の「読む楽しみ」に加えて、マジックの「だまされる楽しみ」で、とても楽しいだろうなぁ。
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《気になる》チボの狂宴
先日「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」という本を読みました。第2回twitter文学賞の外国文学部門で1位になった本です。
ドミニカ共和国という、自分にとってはまったく未知の国にまつわる、おたく文化やマジックリアリズムがない交ぜになった、むちゃくちゃ面白い小説でした。今年ここまで読んだ本のベスト3に確実に入る。
「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」の作者ジュノ=ディアズは、子供の頃ドミニカ共和国からアメリカに移り住みました。彼がドミニカ共和国について書くことに対する複雑な思い、バルガス=リョサに対する意識などについて訳者あとがきに解説がありました。
この解説と、小説中では1カ所バルガス=リョサへの言及があります。「チボの狂宴」は訳者あとがきに出てきました。
ドミニカ共和国の独裁者について書かれたこの小説も、読んでみたいと思います。
今年はいくつか続けて外国文学を読んでいるのですが、世界には自分が知らないものがたくさんある、という当たり前のことを再認識しています。
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《気になる》青い脂
「青い脂」と聞いて、豚の脂身に押された青紫色の検印スタンプを思い浮かべたわたしは、想像力が足りません。
Amazonの内容紹介を見ても、内容がうまく想像できません。でもなんかすごそうだ。そして物語の壮大さにむやみにわくわくする。400ページくらいあるので読むのにかなり時間がかかるだろうし、ノートでも用意して人物や出来事を書きながら読み進めないと混乱しそう (SFでそういう読み方をするのもどうかとは思うけど)。
タイトルのインパクトによるものかもしれませんが、何かとても引っかかる、引きつけられるものがある作品です。体力がある問いに心して向かってみよう。
《気になる》東京右半分
ここでいう東京の右半分とは、台東区から東のことだと思われます。過去15年ほど東京とその近郊に住んでいましたが、東京の右半分とはほとんど縁がありませんでした。東京の右半分は「通過する場所」です (千葉は親戚が住んでいるので縁がある)。
そういう自分にとっての空白地帯、東京の右半分。いったいどんな世界なのか。
都築響一さんの本は「TOKYO STYLE」「夜露死苦現代詩」を読んだことがあります。「夜露死苦現代詩」はすごく面白かった。悪趣味一歩手前の、問答無用の面白さ。「TOKYO STYLE」にしてもリアルライフの稠密さがとてもよかった。「東京右半分」も、妖しさいかがわしさ面白さが詰まっていて、問答無用に面白そう。
《気になる》世界の美しい本 世界で最も美しい本コンクール入選作品コレクション
「世界で最も美しい本」コンクールというのがあるんですね。そのコンクールの過去4年間の受賞作品を集めた大型本。
「世界で最も美しい本」というだけあって、まずはデザインの本として興味があります。
そして本をひたすら愛でることができそう。ここに出てくるのは「読む」本とは異なるものかもしれませんが、ながめて触って (実際には無理ですが) 楽しむ本には、読む本とはまた違った楽しみがありますからね。
あとは美しい本の中身はどんなものか。本はただ表面だけのものではなく内容まで含めた丸ごとのものだから、表面のデザインが優れているだけで内容が伴っていない本なんてつまらない。「美しい本」なんだから、内容だって優れているはず。
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《気になる》野崎洋光のたのしい缶詰レシピ 魚介類編
缶詰って使いますか? わたしはあまり使いません。現在家にある缶詰は、ツナフレークと大豆のドライパックだけです。
魚の缶詰を使ったレシピというと、サバ缶を使うひっぱりうどんとアサリ缶で作るあさりご飯くらいしか思いつきません。
味付缶詰だと、あけてそのまま食べられちゃいますしね。一人暮らしをしていた時、とてつもなく疲れたときは水煮缶をあけて醤油をかけただけで食べていたこともある(^^;
魚介類の缶詰をベースに料理することは考えたこともなかったけど、確かにうまく使えば、魚料理のレパートリーが増えそう。できるだけ魚を食べるようにはしていますが、缶詰は気軽にストック・気軽に使えて管理も楽ですしね。魚をたくさん食べるための1手段として、このレシピ本は役に立ちそう。
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《気になる》ハンドフリーマッサージャートルトン
数年前、肩こりの自覚は全くありませんでした。しかし美容院などで「かなりこってますね」と言われていました。
そして今、肩こりの自覚はしっかりあり、たまに整体に行くと「こんなになるまでほっといたらだめだよっ」と言われます。
姿勢の悪さが原因かもorz 皮膚が強くないので膏薬は頻繁には使えないし。
こういうマッサージ機器の導入を真剣に考えた方がいいんでしょうか。
クッション型のマッサージ器が流行ってますが、これだと座ったまま肩に使えるし、肩以外もマッサージできるのがよさそう。
今もかなりこっていますが、定期的にジムに行って筋トレをし、インストラクターに教えてもらったストレッチ (ストレッチポールを使う) をするようになったら、どうしようもなくなるまでの時間は延びた気がします。
筋トレもストレッチも、肩だけでなくて背中もやった方が効果は上がりますね。
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