タグ: 気になる本

《気になる》ファッションフード、あります。: はやりの食べ物クロニクル1970-2010

この本のタイトルを見てぱっと思い浮かんだのがティラミス。おそらく自分が初めて認識した「はやりの食べ物」がこれだったのだと思います。食事ならイタリア料理。今は完全な定番ですが、もともとは流行の料理というイメージがあります。
実際には、はやっていることを知らずに食べていたものも多いと思います。はやりから、最終的に定番化したものも。

どこかで「日本人がバランスのとれた食事ができるようになったのは1960年代に入ってからだ」と聞いたことがあります。この本は1970年からの「はやりの食べ物」を取り上げていますが、2つの年代にはなんらかの関連があるのでしょうか。
かつてどんな食べ物がはやっていたのか、と同時に、食環境の変化がどれくらい関わっているのか。その辺りが気になります。

 

ファッションフード、あります。: はやりの食べ物クロニクル1970-2010
畑中 三応子
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 24,930

 

タグ :

《気になる》犬の伊勢参り

伊勢神宮は一度しか行ったことがありません。でもとてもいいところだと思います。
この辺からだと、国道23号を突っ走っていけば着きます。終点が伊勢神宮です。
式年遷宮の効果か、ここ数年は参拝する人が増えているようですね。

この本のタイトルを見て「なんじゃそりゃ」と思ってしまいました。
お伊勢参りのブームは過去何度も起きていますが、犬まで伊勢参りをしていたんですか。
本当に犬が伊勢参りをしたのか? 一体どうやって? なぜその犬が伊勢参りをしたとわかったのでしょう?
謎は尽きません。

 

犬の伊勢参り (平凡社新書)
仁科 邦男
平凡社
売り上げランキング: 1,396

 

タグ :

《気になる》石川初 | ランドスケール・ブック — 地上へのまなざし

視線の高さは、自分の目が着いている位置から変わりません。でも、自分とは違う高さに視線を持って行けたら、そこには新しい世界が広がっているかもしれません。
視線を高いところに持って行くのは、それほど難しくないでしょう。展望台や超高層ビルに登ったり、飛行機に乗ればいいから。でもただ高いところから見下ろしただけでは、そこにあるものがどうやって作られたのか、あるいはどう変わってきたのかまでは、なかなかつかめないと思います。
この本は日常を過ごしている町などをスケールを変えて見つめ、それをキーワードによって読み解いていきます。普段とは違う視線の位置を得るだけでなく、そこで見えたものをどう読み解いていくのか、気になります。

 

 

タグ :

《気になる》安井かずみがいた時代

かなり昔のことですが、目を閉じた文化人の写真ばかりを集めた写真展を見に行きました。開催されていたのは確か銀座のギャラリーで、撮影者が誰かは忘れました。
作家や俳優など被写体は数十人いたのですが、記憶に残っているのは浅田彰、渡辺えり子、加藤和彦、安井かずみくらいです。
わたしが持つ安井かずみのイメージは、この写真そのままだな、と今気づきました。上質な服を着て目を閉じてほほえみ、モノクロームの写真に写っている姿。
そのせいか、この本の表紙にはちょっとびっくりしました。「イメージと全然違うな」って。加藤和彦と結婚する前のことをほとんど知らないせいもあるでしょう。
彼女が売れっ子作詞家だったことは知っていても、実像はあまり知りません。いったいどんな人だったのか、自分が受けたギャップがなんなのか。この本で追いかけてみたくなりました。

 

安井かずみがいた時代
安井かずみがいた時代

posted with amazlet at 13.05.19
島崎 今日子
集英社
売り上げランキング: 3,672

 

タグ :

《気になる》世界がわかる理系の名著

理系学部出身のくせに、この本で紹介されている本はどれも読んだことがありませんorz
「沈黙の春」のごく一部を国語の教科書で読んだだけです。あと大学の社会学の授業で、DNAの二重らせん構造が最初に報告された論文はレター形式だった、と聞いたことを思い出した程度です。
学生時代は自分に降りかかる課題や問題を片付けるだけで精一杯で、余裕がありませんでした。本当は、ちゃんと勉強しているときにこういう名著を読むべきだったんでしょうけどね。世界がどういうものかを知るには、こういった「理系の名著」を読むのが一番いいだろうから。
しかし過ぎたことを嘆いても仕方がないので、世界を知るとっかかりとして、この本をガイドにするのもよさそうです。

鎌田浩毅先生の本はこれまで読んだことはありませんが、写真は結構見ています。名前を聞くと「ああ、あの人」とわかる。なんだか不思議です。

 

世界がわかる理系の名著 (文春新書)
鎌田 浩毅
文藝春秋
売り上げランキング: 116,332

 

タグ :

《気になる》バーナード嬢曰く。

“名著礼賛”ギャグ、だそうです。表紙にある

一度も読んでないけど
私の中ではすでに
読破したっぽい
フンイキになっている!!

というセリフにやられました。
わかるなぁ、これ。わたしにも読んでないのに読んだ気になってる本があるし、どんどん読みたいと思う一方で、本を読まずに読んだことにしたい、と思っちゃうこともあります。きっと読書する人は、多かれ少なかれ似たようなことを思うのでしょう。
取り上げられている本には、読んでいるものもそうでないものもあります。読んでないものは、このまんがで読んだ気になれるかしらw
でもここはやはり、読んでないものも読まないといかんでしょうね。

「読書家あるある」にあふれた本、楽しそうです。

 

バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)
施川 ユウキ
一迅社 (2013-04-19)

 

タグ :

《気になる》自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

「14歳の世渡り術」というシリーズの1冊ですが、このタイトルは40代の自分にもぐさっと来ました。
情けないけど「あー、わたしってバカなのかも」なんて、しょっちゅう思っています。
だからといって、何かをやったからいきなり頭がよくなるわけでもないでしょう。知識を詰め込めばいい、というものでもないし。

Amazonの紹介文に

バカはこじらせなければ大丈夫

とありますが、確かにそうかも。
「バカだからなんだ」と開き直るといかんかもしれませんね。いい年してバカをこじらせても痛いだけだし。
せめてこの先、これ以上頭を硬くしないように気をつけたいものです。
中高生向けの本ではありますが、「素直なバカ」であるためにも、この本は役立ちそうです。

 

自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 (14歳の世渡り術)
竹内 薫
河出書房新社
売り上げランキング: 18,546

 

タグ :

《気になる》身近な危険から自分を守る! ゆるサバイバル入門

これまで身の危険を感じるような目に遭遇したことはありませんが、困ったトラブルは何度かありました。そういうことにぶつかってしまうと腹が立つし気持ちも消耗してしまいます。トラブルなんかないに越したことはない。
しかし残念ながらそれは突然やってきます。来てしまったものはしようがないから、自分自身でうまく対処するしかありません。対処できるかどうかで結果はかなり違ってくるし、精神的な傷を大きくしないで済むかもしれない。
でもトラブルに遭遇しまい、として目をつり上げて生活するのも疲れてしまうから、この本のタイトルのように「ゆるサバイバル」ができるといいかもしれませんね。

 

身近な危険から自分を守る! ゆるサバイバル入門
ふじい まさこ
新潮社
売り上げランキング: 79,073

 

タグ :

《気になる》数学はあなたのなかにある

数学の本は一般向けでも文章で構成されたものが大部分です。そういう本は難しく考えず分からないところがあっても気にせず、読み物として楽しめばいいと思うのですが、実際にはとっつきにくかったりします。
この本はシンプルなイラストと短くユーモラスな文章、そしてまんがの構成を使った数学の本です。そして数学が人間の関係に置き換えられているようです。
Amazonにあるイメージでは、とても数学の本には見えません。おしゃれな絵本にしか見えない。こんなシンプルな構成でどうやって数学を語るのか。気になります。こういう本は、時間をかけてゆっくり読んでみたいものです。

 

数学はあなたのなかにある
クレマンス・ガンディヨ
河出書房新社
売り上げランキング: 13,690

 

タグ :

《気になる》ざっそうの名前

見慣れていても、名前を知らない雑草はたくさんあります。普段目につく雑草はある程度大きかったり花がついたりで目立つものがほとんどでしょうから、実際には存在に気づいていなかった雑草もたくさんあるでしょう。
雑草の名前をたくさん知っていても、それが何かの役に立つわけではないけれど、名前の分かる植物が増えると、毎日がちょっと楽しくなるかも。
この本は絵がすべて刺繍で表現されています。それぞれの植物の特徴を、どんな風に表現しているのか。子供向けの絵本ですが、刺繍の作品集としても楽しそうです。

 

ざっそうの名前 (福音館の科学シリーズ)
長尾 玲子
福音館書店
売り上げランキング: 11,145

 

タグ :